昨晩、ふと「仕事の質を高めるには?」なんてことを柄にもなく思い、検索してみた。
すると、驚いたことに仕事の方法論ばかりが宣伝されていた。
自分が求めているような肝心の仕事の本質論には全く触れられていなかった。
たとえば、
仕事の残業を無くすためには?
頭のいい人の仕事術。
生産性をあげるための3つの方法。
周りと差をつけるための仕事のすすめ方。
などなど。
以上のようなどうでもいい内容ばかりであきれてかえってしまった。
いい仕事とは、そもそも何か?
そこを考えることなくして方法論も効率化もない。
すべて現場経験と本の深読みで行き着くところが、仕事の本質論。
自分の心のあり方を整えることなくして、仕事は成り立たず。
そして、相手に寄り添うことなくして、いい仕事は決してできない。
つまり、人間性と仕事のあり方は、密接につながっているということ。
金儲けがうまいとかうまくないとか、頭がいいとか悪いとか、そうした次元の話ではない。
真面目に、実直に仕事をやり続けることでしか本質にはいきつかない。
方法論を学ぶより、人生の作法をじっくりと身につけたほうがいい。
作法が鋳型となり、心がバシッと決まってくるから。
本質に行きつきさえすれば、方法論、効率性なんてものは、些末な問題に過ぎないのだ。
世の中、ズレてるなと思った。
ズレてるのは、自分のほうなのか?(笑)
