自由と善 | 二十四時間あきんどアタマ

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行政書士から一歩引いた目線、商売、商人としての視点から感じたこと、気づいたこと、わかったことをつれづれに綴っていきます。

読書をすると自由になる。

 

この感覚をもつことが、読書なのだと思った。

 

では、自由とは?

 

己の中にある意志にもとづいて言動を決めていくこと。

 

それは、ただの感情的な言動ではなく、手前勝手な言動でもない。

 

自己の中にある本心。

 

ここにアクセスすることで露になる意志。

 

この意志を表現していくことが、生きていくこと。

 

ところが、ここにアクセスしたはいいが、またすぐに曇ってくる心。

 

その曇りは、常に取り払っていく必要がある。

 

恐怖心、不安、世間体、無駄に高いプライド、嫉妬心、猜疑心などなど、無防備でいるとあっという間に流されてしまう。

 

すると、本当に自分がやってみたいこと、こうありたいと思える自分から、遠のいてしまう。

 

本来の自己を忘れてしまえば、たった一度きりの人生を棒に振ってしまいかねない。

 

不自由になる罠が、そこかしこにあり、巧妙に仕掛けられているのが現実の世界。

 

ところが、現実だと思っていた世界が、幻想だったりする。

 

幻想に左右されることが、不自由ということなのだから。

 

自らに由ることなくして、善は追求できない。

 

リアリズムと直結している。