修養? | 仕事道を極める

仕事道を極める

多くの人が、多くの時間を費やすのが仕事。単なる作業ではなく、極めたい道として仕事をとらえていきたい。

 

昔は、自分の能力の無さに辟易していた時期もあった。

 

しかし、今は能力の有無などは気にする必要は一切無いと考えている。

 

理由はこうだ。

 

たとえば、一回で物事を覚えられる天才的な人がいる。

 

反面、同じことを百回やって、ようやく覚えられる人がいる。

 

一般に世間はどちらが優れているか?で見て、人を判断する。

 

前者ができる人、後者ができない人、とこうなる。

 

しかし、ここでよく考えてみると、そうでもないことに気がつく。

 

後者は、何度やってもうまくいかない。

 

それでも何度も繰り返す。何度も挑戦する。

 

この過程の中で心が修養されているはずだ。

 

このケースではちょっと大げさかもしれないが、挫折や痛みを味わうほどに、生きていく上で最も大切な情が磨かれてもくる。

 

たとえ、能力がなくても、人格が陶冶されているはずだ。

 

結果、前者よりも後者のほうが「できた人」になる可能性が高くなる。

 

世間ではできる人が賞賛されるが、本当に尊敬されるのはできた人ではないだろうか?

 

他者との比較などの些末な事象に囚われることなく、できた人を目指していきたいものだ。

 

心学商売繁盛塾

 

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