この本を読んでいたら、妙に昔のグッとくる感じを思い出しちゃいましてね。
やっぱ、これだよな・・・って思える何かが、この本にも、NPO法人読書普及協会にもあるなって。
縁というものは不思議なもので、僕は、NPO法人読書普及協会という団体に関わり始めてもう十年近くになろうとしているのでしょうか?
この十年の間に僕を取り巻く環境も変わりましたが、協会のメンバーも変わりましたね。
無常という言葉の通り、変化しないものなどないのかもしれません。
十年の間、なぜ僕が協会に関わっているか?って考えてみたんです。
そうしたら、なんとなく思うのが・・・ここの人たちと出会った時のグッとくる感じがあったからに他ならないと思うんですよ。
この感覚は、言葉で単純に表現できない、そんな安っぽいもんじゃないんですよね。
そこにいる人たちには、何も言わないけど背中で語っている何かがあってね。
オレに何かあってもこの人たちは見捨てるような野暮な真似なんかしないって、固く、固く信じていられることに僕は救われていたと思います。
今思えば、人の持つ心意気ってエネルギーを僕のおつむじゃなく、細胞がわかっていたんだと思うんですよ。
それでも、やっぱり、本当に大切な感覚って言葉を超えてしまうんですよね。
ブログでどうこう書くのも矛盾ですけど(笑)、本当に大切なことには、言葉なんていらないんですよ。
楽しいからとか仲間がいるからとか義理だとか人情だとかといって、そういった感覚を表現するのだろうけど、なんだかしっくりこないんですよね。
僕がそこにいる人、そこにいた人たちの生き様のようなものを感じちゃったから、なんだかよくわからない温かさが心地よかったから、ずっとここにい続けたのだろうと思います。
どんなにメンバーが変わっても、何年、何十年経っても変わらない、いや、人として変えちゃいけない感覚。
僕が僕自身の生き方を通して、今度は誰かに感じてもらわないといけないなと思います。
この本を読んで、グッとくる人に是非、来てほしいですね!
