商売の王道~お金をかけずに儲ける | 仕事道を極める

仕事道を極める

多くの人が、多くの時間を費やすのが仕事。単なる作業ではなく、極めたい道として仕事をとらえていきたい。

昨日も心学商売繁盛塾で繁盛店の研究をしてきました。


といっても、飲み会も含めてという感じだったんですけどね~(笑)


諸事情によりそのお店の名前は伏せさせていただきますが

まぁ~~~~徹底して金をかけてない!!(笑)


以前、僕の日記でも紹介したラーメンショップいわせ と同じやり方です。


屋根はトタンで、テーブルは材木屋でもらえそうなもので、イスはビンビールの空きケース、おしぼりは出ないでティッシュがありました(笑)


それでも、多くのサラリーマンが立ち寄り、お気楽な雰囲気で楽しそうに飲んでいます。


で、ここのお店は駅周辺にあるのですが、ちょっとオシャレなお店、チェーン店がたくさんある激戦区なんです。


でも、まったくオシャレなお店でないので(笑)、サラリーマンのおっちゃんはちょっと一杯で立ち寄りやすいのです。


つまり、飲み屋が多いのですが、他の似たような競合がいないので、完璧にブルーオーシャン です。


立ち飲みの場もあり、あまり長くいるようなお店でもないため、お客さんの回転率もいいはずです。


普通の居酒屋さんは2~3回転ですが、倍以上いっているかも。


聞いてみると、やっぱり儲かっていますね。


それで、すべて現金商売なので、お金も回りやすいはずです。


一般に飲食店の売り上げに対する原価率はおよそ3割ほどだったかと思います。


そんなこんなで考えてみると、かなり利益が出てるんだなぁ~と思いました。


一言でいえば、かっこつけていないんですよね。


だから、おっちゃん連中は仕事帰りにちょっと一杯という具合で立ち寄りたくなるわけです。


かっこつけていないからこそ、儲かっている典型ではないかな???と思いました。


あ、ちなみに心学商売繁盛塾での無責任会議も、原則お金をかけずに儲ける をコンセプトにしています。


お金をかけずに売り上げ、利益を上げるというのは、個人商店の王道でしょう。


とっても勉強になりました!!


で、飲みながら、僕の頭をよぎったのが「俺のイタリアン」というお店


ここは、たしかブックオフの創業者が始めたお店だったかと思います。


面白いな!と思ったのが、先ほどの飲食業の約3割の原価率。


ここのお店は、逆転させて7割にしています。ありえない原価率で、業界の常識をぶっ壊しています。


原価7割ということは、普通でない高級食材がバンバン出てくるお店なのだそうです。


残りの3割の粗利でどうやって人件費、家賃などの管理費を払い、利益を出しているのでしょうかね?


立ち飲みでお客さんの回転率を上げているという話を聞いたことがあるのですが、そのほかにもかなり工夫しているのでしょう。


実際に現場に行って、勉強してみたいです~。


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