今回は電車で座る座席位置の話である

 

日常良く電車に乗る人に伺いたい

下記図のように空座席が展開されていたら、あなたはどこに座る?

※図は首都圏で一般的な4つドアの通勤型車両の7席ロングシートを前提にしている

 

 

 

 

 

 

ほぼ毎日電車に乗り、様々な人間の行動を観察している俺様にとって、この問いかけは長年関心を寄せるテーマであり、研究の成果を今回は簡単にお披露目することが、本ブログの目的の一つである

まず、男性と女性でこの問いへの回答は少し感覚の差異があると分析している

実際、同じ質問を昔知人の女性に問うたことがあるが、その結果は下記Aの位置であり、恐らく女性の5割強はここを選ぶはずだ

 

 



これに対して、世の殆どの男性は下記Aと回答するだろうと、敢えて問うまでもなく断言できる

 

 

 

 

 

この電車の座席のどこに座るという問題について解説しているサイトには、人は一般的に端の座席を好み、安心感を得たい、プライバシーの確保、楽ちんな姿勢を取りやすい、等々まあまあ俺にも理解できるその理由が書かれている

俺はこれを"端っこ症候群"(勝手に英語名:edge syndrome)と呼称するが、言わせてもらえば、つまり人間が本質的に備えている「疾患」のようなものである

男女の答えの違いは何かという点が興味深いわけだが、まず女性のチョイスはその意識の具現を「同性の肉体」に果たしてもらうという回路が働くからだと思える

つまり「端っこ…」とは異なる"性差"という要素を繰り出して、女性は「矛」として自らを開いた空間に置いてその性の適用空間を拡大、強固なものして活用しているのに対して、男性はそれを「矛」にするどころか、まるで気遣いとも取れる異性からの回避行動という「盾」のような内向きな要素と「端っこ…」とmixさせたような行動をとるのが面白い

 

俺はこういう普通の世間の感覚を逆手に取って、移動時間によりエキサイティングな価値を生むようにしている

そう、迎合批判のお手本を意識的、無意識的に内外へ示すことで世渡りしてきた俺様の上記疾患の"傷口に塩を盛る"かの鬼のような座席のチョイスは下記一択である

 

 

このように早く間に同性を呼び込んで防壁を強固にしたいだろう両隣の女子を絶望へ突き落とす死神のようなポジション取りに「天邪鬼太郎」の天性の血が騒ぐのである

しかも一般に女性は小柄、スリムであり、男性と比較して座席エリア外への占有率が低く、結果的にサイドからの圧迫感が低減されるという合理的な面もこの座席の魅力である(勿論、毎回状況により、刹那的に判断を変えている)

 

ちなみにもしも、始発駅で全ての席が空いていたら、俺の選択はこうだ

 

 

 

 

 

 

上述のように電車の座席が心理的駆け引きのネタにされることを意識した選択であるが、この意図がお分かりだろうか?

 

以上、今回のネタで上尾太郎攻略のヒントを少し出したつもりだが、日頃俺様を疎ましく思っている勢力にとって有効活用に繋がる糸口となれば幸いだ

来週末までの長い連休で暇をしている時に、どうか是非繰り返し読み返して戦略を練ってもらいたい