昨日の土曜日、前回から約4年間のブランクを経て、木原龍太郎氏のライブを観覧してきた
会場は前回と同じ、とてーも狭い下北沢lete
元オリジナルラブのメンバーとはいえ、知る人ぞ知るミュージシャンだが会場は女性客で満席、立ち見も出る相変わらずの盛況ぶりだった
2部制の後半から登場したゲスト、これまた元オリジナルラブのギター 現役河合塾古文講師という異色の肩書をもつ村山孝志氏を迎えて、オリジナルラブの昔の楽曲を中心に熱い演奏とトークを堪能できた
 
ところで、ライブ終演後におかわりしたドリンクを飲みながらこの店のマスターに聞いたんだけど、ここleteが開業したのは今から25年前、飲食を提供する店がライブ会場も兼ねるスタイルは下北ではここがパイオニアなんだそう
客として飲みに来ているミュージシャンが酔った勢いで客席で演奏を披露する機会が、ミュージシャン間の口コミも手伝って徐々に増えていき、それではということでちゃんとフィーを取るライブ会場として正式運営を始めると、同じ界隈の同業者が視察に訪れるようになり、やがて飲み食い出来るライブハウスが下北に多数開業したという歴史があるのだそうだ
ライブに加えて、こうした興味深い話を酒の肴として聞けて、今夜の夜遊び遠征への投資はtoo much リターンで大満足
音楽に限らず文化の発信源たる下北の魅力をもっと掘ってみたくも思うのだ