「間」の取り方って本当に難しいと思う

俺が関わるありとあらゆるインプットについて、程よく"閑散期"が必要なのだ

最高の品質のものだって毎日付き合っていれば早々飽きが来るわけで、それがスペシャルであることを接するたびに認識したいのだ

言い換えれば差別化の詰め込み過ぎはNGだ

短期間に差別化のネタが連発で現れると麻痺を起こして、結果的にネタ個々のクオリティが低くなる場合が多い

昨日観てきた「翔んで埼玉」の新作も、前作との差別化に腐心した結果なんだろうけどそんな感じだった

 

時節柄に絡めて話をすれば、俺の「間」の距離感の理想は一昔前の年賀状のやりとりなのかもしれない

ネットと違う字数制限下で相手の立場を慮り程よく情報を吟味して、くどくならずに年一度の自分の近況報告を双方向に展開する

今よりもハレとケをずっと意識していた古き良き時代へのノスタルジーを取り上げるとキリがないが、情報大量消費時代でこそ、わびさびを享受できる粋な人間でありたいと思う