ついにその日がきてしまった

我らが東子さんのnew album "果てしないこと" の来年3月8日リリースが先日発表になってしまった

9月に3度に渡って好き勝手に「体温…」の裏事情なるものを妄想して書かせてもらい、俺の溢れ出る「体温…」愛を表現した訳だが、まだまだスルメ効果が十分に堪能できるこのアルバムは間もなく"旧作"の称号を拝命することになるのだ

先日の連作ブログの中で現代の音楽は消費スピードが早く記憶に残りづらいことに触れたが、新作がリリースされた後、同様の立場に置かれてしまう可能性をより濃く帯びるだろう現時点での"最新作"にはもう少し長くその座に座り、各所で繰り返し再生されるランニング期間を長くとって欲しかったとちょっと残念に思うのである

(実は結果的に「体温…」の消費スピードの加速は、今年後半に行われたライブのセトリに「体温…」収録曲からの選曲を制限する形で東子さんが意図的に誘導していた節もあるのではないかと感じているが、当然真偽のほどはわからない)

 

 

ところで、ファン友によればこの新作のタイトルには「体温…」で感じ取れたような東子さんが歌詞に込める「官能」を感じ取れなかったとのこと

これは大変面白い視点であり、来月からスタートするラジオ放送、そしてリリースまでに行われる地方公演を通じて少しずつベールが剥がれて果たして新作のテーマが明らかになるのだろう

俺はファン友が直感した「官能」さが通底する東子さんの作品の方向がどうなるのかという問題より、「体温…」の8曲という異例のサイズが新作とも関連しているのではないかという考えにより惹かれている

つまり新作と称するものは企画アイデアは「体温…」と同時期に決まっていて曲数は倍のサイズ(市場での一般的なアルバム曲数)で同時リリースする予定も検討されたが、デビュー30周年を数え歳と満年齢のように考え(周年イヤーという表現をしていたが、「体温…」は数え歳の30周年記念作ということになる)、2か年に渡るセールス期間で売り上げを伸ばす方へ舵を切ることとなり、メインとなる新録オリジナルアルバムのリリースを分割したのかも、などと新たな妄想を浮かべている

結果的に上記のとおり「体温…」の賞味期限は短くなってしまったが、上記の分割企画が正しいとすれば「体温…」は売上を含めた目標全体の半分以下の結果を最低限出せばよいことになる

言い方を変えると、どこまで目標消化が進んでいるかわからないが、3月リリースの新作は当初計上した目標が達成できるか或いは目標に対してどれだけ上積み出来るか、という決算ステージの入り口で世に放たれる重要なステップということになるだろう

その手段としての新作が「体温…」からの連作だと感じ取れるものなのか、はたまたまるで異なるベクトルを持つチャレンジングな企画となるのか、ファンとしての興味は尽きないのである

 

 

と、またまた色々好き勝手書かせてもらったが、東子さん関連記事で今年のブログの更新は終了である

偶然必然に俺の拙いブログにお付き合いいただいた方々へ厚くお礼申し上げたい

どうぞ良いお年をお迎えください