裕次郎である、なおみである

 

昨晩TVで観た「ちあきなおみのCD全集」のCM、そこで一瞬流れたこの曲「狂った果実」に我が耳が鋭く反応、すぐyoutubeに飛び検索した結果この"なおみバージョン"("裕次郎バージョン"のこの曲は知ってはいたものの流石に守備範囲外)の存在を知り、以来久しぶりに好みの音楽に出逢えた偶然の喜びを今まで噛み締めているところだ

この曲に俺が強く惹かれる理由は、令和の現在、かなり新鮮に聴こえるこの昭和の名曲の独特な節回しもさる事ながら、原曲の良さを最大限に活かした素晴らしい重厚なアレンジの功績の存在を疑う余地がない

編曲を担当された倉田信雄氏のwikiを覗いてみるとなんと我らが東子さんのお名前が!

実は作・編曲家であると同時にスタジオミュージシャンでもある倉田氏は東子さんの96年リリースの名盤「Hourglass」のレコーディングに参加、"ルール"と"星空"の2曲でFender Rohdesを担当されているのだ

まさかのちあきなおみさんと東子さんの接点(とは言い過ぎか)、これぞ「躓く石も縁の端」である