どうせ個人のブログで何の公共性もないわけだし、関係者やファンへ多少の敬意は払いつつ、いつも通り好き勝手なことを書かせてもらおう
6年前、ちょうど成宮寛貴(38)の相棒を務めるseason13が終了し、次なる相棒の配役にふさわしい役者は誰なのか、世間の興味に便乗してブログ↑を書いたことがある
ところで、先日偶然視聴したseason18中で伊武雅刀演じるかつての右京の相棒 「南井十」が登場するエピソードを観てその昔のブログに肉付けして更新させようと思いついた
つまりこの南井のエピソードは個人的に相棒最終回に向けた伏線なんだと思うのだ
そう考える理由として、右京自ら「老い」が人を狂わせてしまう可能性に「雄弁に」言及させたことで、右京も既に南井と同じく記憶障害、見当識障害の影響を受け、幸か不幸かそれを自覚していると解釈出来る演出上の幅が設けられている
もしそんな裏設定が現実にあった場合、正常な判断が日々下せなくなり、刻々と迫る己のタイムリミットまでに解決しなければならない重大事件からの重圧に負け、右京はついに目的のために犯罪者となることを決意する、それはこれまで右京自身が最も忌み嫌う犯罪である殺人だった(但しこの殺人は道徳的に肯定される動機があるもので、南井同様、当初は証拠は全く残さないが、後に右京が逮捕されるきっかけになる致命的な綻びとして伏線回収される、そのわずかなきっかけとなる綻びが彼が患う疾患と結びつく)、それを以前のように冷静的確に己を制御出来ないことから生じる自責の念からも、南井同様自ら「捜査して」犯人=自らを追い込んでいく(それは同時に右京の「内面」での葛藤が自我崩壊を破壊的に進行させていく)、そんな未来の筋書きを導くことが出来てしまうのだ
最終章の展開として都合じっくり3シーズン位使ってもいいだろう
2シーズン目の途中からそれまでボンヤリとしてた伏線が回収される形で"犯罪者" 右京のキャラが現在進行形で披露される
脚本の布陣は全面的に刷新したほうが、より他のシーズンとの差別化を生み、ファンは新鮮の気持ちで視聴出来るだろう
さて前置きが長くなったが、6年ぶりに現在のテレビ界のトレンドを踏まえて、最後の相棒候補(現相棒 反町隆史(47)の次、という意味ではない、あくまで最終シーズンの相棒を務める配役という意味だ)を次回に考えてみよう