スピリッチュアルな能力を感じさせてくれる知人がいる

万事についてではないが、そいつは既成概念に囚われないかなりユニークな発想を持っていて、会話をしている間にこちらの脳味噌も段々感化されて普段思いつかないことや深い考察が頭に浮かぶ事がよくある、実に有難い存在だ

先日この知人とコロナの話をしていて、どうしてこれほど世界的な流行になったのか、理由を考える機会があった
俺はどこかの組織による聞き飽きた感があるチープな陰謀論なんてそもそも信じない代わりに、人間様の活動の傲慢さの度が過ぎて地球上で平穏に暮らせる限界を超えてしまったからじゃないの?って、いかにもその知人を喜ばせるような持論を展開したのだが、これが意外に結構自分でも的を得た発想をすることが出来たんじゃないかと思っている
感染被害者がこれ以上増えてもいいなんて微塵も思わないが、今の所どこの誰にもこの騒動を総括出来るほど、騒動が始まって以来時間も情報も不足しているという観点から、たわいのない妄想でお茶を濁す位で丁度いいのだ
 
ところで最近ずっと気になっていたSFの古典、アーサー・C・クラークの著作「幼年期の終り」を手に取り読み終えたのだが、話の中盤までに描かれる世界の再編に、コロナが導いた人間活動が萎縮した現代社会を自然となぞらえてしまう意図しなかった感覚に、もしやと思い検索すると少なからず同じ感想をシェアしたアメブロライターがいたのには思わずニヤリとしてしまった
読むまで全く予期していなかったストーリーとの偶然の出会いを前述したコロナ流行の仮説とも結びつけて、感染者数の報道に左右されて思考停止に陥らずにまだまだ客観的に状況を見なければならないなと、あらためて自覚したところだ