このホクトのCMは2012年4月に放映開始

放映開始からしばらくの間、この曲は"冨田ラボfeat.児玉奈央"として音源のない未発表曲の状態が続いていたが、満を持して2013年リリースの「Joyous」のボーナスディスクの1曲目に収録された

(作詞は当時「キリンジ」の堀込高樹さん)

同作には冨田ラボと縁の深いアーティストであるさかいゆうさんをボーカルに迎えたフューチャー版が別に収録されているが、俺としては断然"児玉版"押し

2人は男女の違いはあれど声質が似通っているが、堀込さんの叙情的な詩と何処と無く物悲しい雰囲気の冨田さんのメロディが絶妙にマッチしたこの曲のテイストは、個人的によりハスキーボイスの彼女の歌唱が似合うと思う

申し訳ない話、実は児玉さんのことを一昨年まで存在すら知らなかったのだが、同年リリースされた古内東子さんの「Enough is Enough」のドラムを担当した北山ゆう子さんをサポートに迎えたライブを彼女が多く開催しているという偶然の繋がりが出来たのを契機に、最近近場で開催される彼女のライブに実際に足を運んで聴きこむようにしている

 

先日彼女のInstagramを見ていると、弾き語り演奏のアルバム制作の予告記事があり、収録曲のリクエストを募っていたので、すかさずこの曲をリクエストしておいた

名義上「カバー曲」になってしまうかもしれないが、シンプルな演奏スタイルでも聴いてみたい逸品である