土曜日の深夜、
現在公開中の「不能犯」という映画を
鑑賞してきた
この話の予備知識として知っていたのは
ただ "見つめるだけで殺人が出来る"のが
犯人らしいコミックが原作という情報だけだ
"見つめるだけで…"というフレーズで
すぐ惹起されたのは、失礼ながら
「デスノート」の二番煎じ?という
方程式的印象だった
未見の方のためにネタバレできないが
実は「後悔先に立たず」の教訓を人間の
憎悪、遺恨、嫉妬の愚鈍さに絡めて
描いた話であり、鑑賞後の感想は
「笑う…」の焼き直しだなぁと
思ったわけ
一点だけ気になったのはこの映画の
レイティングがPG12だったということ
描写内容は結構過激さが強調されていて
明らかにR15以上に指定するべきでは
ないだろうか
前述のテーマに考えさせられると同時に
脚色されたプロットの後味の悪さが
尾を引く映画だった