はて、「建築ドローイング」とはどういう

ものを指すのかまるで知らなかったので

あるが、催しのHPによると

 

「建築におけるドローイングとは、一般的

には『図面』のことです。その中にはスタ

ディのためのスケッチから設計図、施工図、

プレゼンテーションのために美しく着彩

され陰影を施されたレンダリングなどが

含まれます」とある

 

先日偶然この展示会の開催を耳にして

会期ギリギリの昨日、文京区湯島にある

会場に潜り込んでみた

HPにある通り、実務上の要求以上に

この図面に関する技巧が進化した結果、

ひとつの芸術作品として鑑賞できるレベルに

達したその背景を、鑑賞を通じて感じて

もらうというのが展示の趣旨のようだ

紹介されている著名な建築家の中でも、

特に昔釧路市で実際の建築物を訪ねたことが

ある毛綱殻曠氏(2001年に59才の若さで

逝去)のドローイングは、失礼ながら実務上

の意味が多少でもあるのか疑うほど完全に

ポップアートの世界の表現方法で大変見応え

があった

同様の展示会の情報が将来入手できたら、

また足を運んでみたい企画である

 

http://nama.bunka.go.jp/kikak/kikak/1710/