気がつくと何年も使い回されている
鼻につく意味が殆どない軽い言葉がある

「たちまち○重版」
 ※出版界で唯一好セールスを表す例え

「(政策などが)一致した」
 ※政治家が会見でよく使用

「(現在の党首、執行部では)選挙は戦えない」
 ※報道で選挙前に多用

これらは一定のプロセスを説明することを
省いた、いわば「記号」のような慣用句だ
これらの完成度が高くて
代替の表現が思いつかないのか、
何年経っても使いまわされるが
淘汰されて消えていく気配がない
一見便利な道具は期待された
性能を発揮し続ける限り意味の見直しが
疎かになりがちだ

こんなところにも時代に則した変化が
必要なものがあると感じる新年早々なのだ