今現在、読んでいる書物のひとつに

こんなことが書いてある


「人間はどうしても好きなジャンルの音楽を

聴いてしまいがちですが、脳に刺激を与える

という目的を考えると、好きな音楽ばかり聴いて

いても効果は薄いということがわかっています」


全く耳の痛い話である

関心のないジャンルやアーティストの曲は

5分と聴いていられない

ただ、仕事でそういう状況だと諦めるならともかく

趣味の範囲で、ということになると

脳の活性化という効果より、ストレスを

溜め込んで、人当たりの悪い人間に

化けやしないかと、逃げの理由が色々

浮かんでくる


そういえば

先日古本屋で、昔読んだことのある

吉本隆明著の「共同幻想論」という本を見つけた

若い頃は内容の理解に全く太刀打ち出来ず、

中途半端な読み方しか出来なかったのであるが、

年齢を重ね、人生それなりに経験値を上げて

今ならあの頃より深い読みが出来るかもと

一抹の期待を込めて購入してみたが、

結果は再度の玉砕…

個人的には、これは文庫化される本では

なくて、専門書コーナーに並べるべきでは?

って、負け犬の捨て台詞が頭を過ぎる


わけもなく、イライラしたいなら

オススメな本ではある