「息子達が通っている私立の中高一貫校」と「日能研」の共催で、
これから、塾、私立中を検討する「小学3年生の親御さん」向けの、コラボセミナーがあった。
初めての試みらしいのだが、
小学3年生が、学校内を回りながら、私学の体験ツアーをしている間に、
親御さんは、セミナーに参加するスタイル。
はじめに、
学校の広報の先生から「学校のミニ紹介」があり、その後、
「日能研を経由して、その学校に通っている在校生の、保護者」を
パネリストに招いた「パネルディスカッション」が開催された。
実は、先月、学校からお誘いがあって、
私は、そのパネリストに選定された。
パネリストは、3名。
男性は私のみ。
父親として、約6年間、
2人の中学受験生と一緒に、勉強、苦楽を共にしてきた経験を、
これから中学受験を考える親御さんに向けて
話す内容を、事前に、整理整頓してスタンバイ。
満席の大講義室、
約30分間のパネルディスカッションで、
些末ながら、2人の息子達のストーリーを語ってきた。
この学校を志望した理由。日能研を選んだ理由。
受験生とのやり取りで印象に残っていること。
つらかった時の対処法。中学受験をして良かったこと。
受験生と触れ合うときに心がけること。などなど。
特別に、妻も、会場の最後方で観覧させてもらっていたのだが、
妻のすぐ近くにいた「日能研の恩師の先生」が、
私の話を聞きながら、涙を流していたらしい。
大変な時期も沢山あったが、
前傾の息子達と、一緒に駆け抜けた濃密なシーンの余韻に、
少し浸りつつも、
参加された親御さんが、これから立ち向かう中学受験に、
少しでも参考にして頂ける部分があれば、何より嬉しい。