リディラバ主催/広島県立賀茂高等学校スタディーツアー | 千葉龍一のブログ

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食べ物のことや仕事のこと(出所者の就労支援等)などを投稿していきます。

先日、リディラバさん主催 高校生向けのスタディーツアーの講師を務めさせて頂きました。

かなりの生徒さんがしっかりと話を聞いてくださる状況。




そんな中、最後の質問の時に
『出所して来た方々は仕事に対してやる気みたいなものはあるんですか?』
との鋭い質問が。

刑務所に行った人がみんなやる気があるかと言われれば否。

受刑者の中には仮釈放がもらいたいから、仕事したくないけどするか、と思ってる人も。

だから、雇う側は、やる気があると思って雇ったのに、やる気はないし文句言うし、居なくなっちゃうしで、心があっても雇うのを辞めてしまう人も。

本人も本人で、本当は自分の問題なのに、仕事を辞めたことを給料面のせいにしたり、上司のせいにしたり。

そういったことを少しずつ『自分の責任』とわかってもらうのはなかなか難しいけど、それがわからないとやっぱり何事もうまく行かないんじゃないかと思い、根気強く本人に伝えることも。

『出所者の人は反省している』
『出所者のはやる気がある』
そんな固定概念がない高校生からの質問にはハッとさせられたり、自身の学びにもなるなと。

改めて、固定概念で物事を考えてはいけないなと改めて。