千葉龍一のブログ

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食べ物のことや仕事のこと(出所者の就労支援等)などを投稿していきます。

実はこっそりインタビュー受けたら本になってました。

何人かのインタビューの中の1人として掲載させてもらってます。




この本の中で、普段あまり話さない生い立ち、両親のこと、自分自身のことなんかを語っています。

色んなことがあって今があるし、色んなことが今の仕事の糧になってるのではないかなと。

他の方のは全て読めてませんが、ぜひお手に取ってもらえれば。

先日の木曜日、高校の学生さん向けのスタディーツアーの講師として登壇。




講義が終わり、質問タイムには、
『保護司殺害の事件についてどう思いますか?』
と事前にこの領域について関心がなければしないような質問が出てびっくりしました。

そのほかにも色々な質問が次から次へと出て来て、積極的な学生さんが多くすごく良かったなと。

出所者の問題は、自己責任と捉えていいのだろうか?
といった質問を投げかけたところ、
『やはり出て来た瞬間に困る環境では自己責任に問えない』
『環境は悪いかもしれないが、そもそも本人がやってしまったことが原因なんだから自己責任でも仕方ない』
と、それぞれが考えて回答してくれたのも良かった。

社会問題にとらわれず、どんな問題であっても、色んな捉え方があるし、色んな問題が孕んでいて、
自分はどう思うか?感じるか?
そんなことを自分の頭で考えられるキッカケになってもらえたら嬉しいなと。

自分自身も入居者と関わる中で色々と学ばせてもらっている最中。

これからも頑張ります!
昨日は東京弁護士会が新たによりそい弁護士制度を創設するとのことで、普段生き直しで、どんな支援をしてるのかを話すために弁護士会館へ。




よりそい弁護士制度とは、罪に問われた方に対して、裁判中、裁判後、受刑中、出所後を問わず弁護士の立場でさまざまな支援を行うことです。




今現在、全国各地の弁護士会が創設する中、東京弁護士会でも創設しようとの動きの中、私に声がかかったようです。

どうしても資格がなければ、役所に同行したとしても怪訝な顔をされ、手続きは進まず、なんの行政サービスも受けられないなんてこともザラで、こういった制度が拡充していくといいなと。

また住民票も5年放置すると職権で消除されてしまいその中で、本人の本籍を探して、そこまでいかないと行けなかったり、出所後の問題は結構山積み。

反社会勢力や半グレからの離脱、借金の問題等、さまざまな問題がある中で、法的な問題も含めて本人や家族、そして施設側で対処できないことも多いので、やはりこういった制度が拡充してくると再犯も減ってくるんじゃないかなと。

とりあえず、司法試験落ちて弁護士会館なんて縁のないところだと思ってたので、中に入れて良かった!