千葉龍一のブログ

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食べ物のことや仕事のこと(出所者の就労支援等)などを投稿していきます。

昨日の東京新聞朝刊に、出所者支援やデジタル化についてのコメントが掲載されました。




いま社会は、「デジタル前提」でどんどん進んでいます。

スマホがない。
マイナンバーカードがない。
住所がない。
口座がない。

それだけで、仕事・行政・住居・連絡手段から外れていく人たちが実際にいます。

特に、出所者は「全国民向け」と言われる制度から、実質的には外れてしまっている場面が少なくないです。

拘禁刑が始まり、「立ち直り」や「社会復帰」が重視される時代になっていく中で、出所後の最低限のデジタル環境や制度への接続についても、今後はもっと考えていく必要があると思っています。

もちろん、これは出所者だけの問題ではなく、
高齢者、障害のある方、生活困窮者など、社会の変化についていけない人をどう置き去りにしないか、という問題でもあるのだと。

webにも記事が掲載されています。

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記事にしていただき、ありがとうございました。
先日、女性寮の受け入れを行いました。



彼女は以前、うちを出た後に再犯をしてしまった方です。

裁判にも行きましたが、自分自身を責め続け、生きる意味を見失い、自殺まで考えて東尋坊まで行ったそうです。その後、逮捕され、刑務所へ行きました。

拘留中に、彼女から連絡がありました。

後から振り返ると、自分はそこに一番考えさせられました。

人は元気な時には、たくさんの人と繋がれます。

でも、本当に限界になった時に連絡する相手は、案外多くないのかもしれません。

長年この活動をしていると、仕事がなくなることより、お金がなくなることより、「もう自分なんかいなくてもいい」と思い始めた時の方が危ないと感じる場面があります。

先日、仮釈放となり、岐阜の笠松刑務所まで迎えに行きました。



帰り道、彼女はぽつりと、

「こうやって迎えに来てもらえて、本当に幸せです」

と話していました。

何か特別なことをしたわけではありません。

ただ、人が生き直そうとする時に本当に必要なのは、厳しい言葉より先に、「まだ繋がっている人がいる」と思えることなのかもしれない。

最近、そんなことを考える場面が増えている気がします。

ということで、浜松に寄ったので、僕も繋がりを求めて餃子を体内にイン。



どうやら定期的な餃子補給が必要な体質のようです。。。
先週(5月11日〜15日)は、西東京市内の全小中学校で「社会を明るくする運動」の一環として、朝のあいさつ運動が行われました。



今年も保護司として、毎朝校門前に立たせていただきました。

担当した小学校の校長先生から初日に聞いたのは、

「今年の1年生は、あいさつしても反応がない子が多いんですよね」

という言葉でした。

実際に立ってみると、確かにこちらが「おはよう!」と声をかけても、下を向いたまま通り過ぎる子、目を合わせない子も少なくありませんでした。

でも、不思議なことに毎日同じ場所で、同じように名前も知らない子ども達に声をかけ続けていると、少しずつ変化が。

最初は無反応だった子が、数日後には小さく会釈をするようになり、1週間後には自分から元気に「おはようございます!」と声をかけてくれるようになる。

たった1週間でも、人ってこんなに変わるんだなと感じました。

活動の最後に校長先生から、

「本当に1週間だけでもかなり変わりました。効果があるし、大事な活動ですね。毎年ありがとうございます」

と声をかけていただきました。

僕自身、この活動に参加して3年ほどになりますが、最初は大人だけで行っていた学校でも、今では生徒や児童自身が参加するようになり、「あいさつをすること」の意味が少しずつ広がっているのを感じています。




そして同じ週の金曜日には、114人目となる方を受け入れました。




刑務所を出た方も、学校へ通う子ども達も、人との関わりの中で少しずつ変化していく部分があるのかもしれません。

何か特別なことをしたわけではありません。

毎日顔を合わせること。
声をかけ続けること。
「見ている人がいる」と伝えること。

現場でも学校でも、結局はそういう小さな積み重ねが一番大きいのかもしれません。

社会を明るくする運動という名前は少し大きく聞こえますが、実際は朝の「おはようございます」から始まっている気がします。

今の社会は、人と人がつながる機会が減ったと言われますが、だからこそ、こういう小さな関わりを続けることが以前より大切になっているのではないでしょうか。

#社会を明るくする運動
#保護司