紅林麻雄は、拷問王と言われた刑事 | 元刑事の手帳

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紅林麻雄は、静岡県警の刑事だったが、

 

その在任中に拷問や証拠偽造により

 

多くの冤罪事件を起こした刑事として名高い。

 

 

 

紅林の扱った事件で無罪となった大きな事件は、

 1948年11月29日 幸浦事件

         (死刑判決後・無罪)
 1950年1月6日  二俣事件

         (死刑判決後・無罪)
 1950年5月10日  小島事件

         (無期懲役判決後・無罪)
 1954年3月10日 島田事件

         (死刑判決の後・無罪)
等がある。

 

この不祥事が明らかとなり、紅林は

2階級下げられる処分を受けた。

 

 

 そして1966年に静岡市で一家4人を

殺害したとして死刑が確定し、

2014年に静岡地裁の再審開始決定で

釈放された袴田巌元被告(87)の

再審請求差し戻し審で本日、

東京高裁は、再審開始を認めた。

  

この袴田事件も、この紅林捜査手法に

よるものと言われている。

 

 

紅林は、警察、刑事の恥だ。

 

そんな時代の捜査手法が残念だ‼