あご下脂肪吸引をしてもすっきりしないのはなぜ?

 

二重あごの原因は「脂肪」だけではありません

「脂肪吸引をすれば、すっきりしたフェイスラインになる」
そう思われている方はとても多いですが、

実際はもう少し構造的に考える必要があります。

 

 

 

 

 

首筋がもたついて見える理由とは?

 

年齢とともに、あるいは生まれつきの骨格によって
あごの下にある**広頚筋(プラティスマ)**が左右に開いてくることがあります。

この筋肉が開くと、

 

脂肪を取っても二重あごのように見える

あご下が丸く残って見える

あごと首の境界がはっきりしない

 

といった状態になりやすくなります。

つまり、
「脂肪は少ないのにラインが出ない」ケースが存在するということです。

 

 

 

 

 

 

あご下の“筋肉縫縮(筋肉寄せ)”とは?

 

広頚筋が左右に開いている場合、
中央に寄せて整えることで、あご〜首の境界が出やすくなります。

✔ ポイントは「筋肉同士が離れていること(プラティスマ分離)」
✔ 脂肪を取るだけでは改善しにくい原因

このような場合、筋肉縫縮が必要になることがあります。

 

 

 

ただし、筋肉縫縮がすべての方に有効とは限りません

 

「縫えば必ずシャープになる」というわけではありません。

効果が出にくいケース

筋肉の内側(深い層)に脂肪が多い場合

脂肪層が厚く、ライン自体が見えにくい場合

あご下の骨(舌骨など)の位置が低い場合

 

特に骨格的な位置が低い場合は、
筋肉をどれだけ寄せても、はっきりしたラインが出にくいことがあります。

 


 

 

重要なのは「構造診断」

あご下のラインは、

脂肪量
+ 脂肪の深さ
+ 筋肉の開き
+ 骨の位置

この組み合わせで決まります。

 

そのため、
✔ 脂肪吸引だけが適しているのか
✔ 筋肉縫縮が必要なのか
✔ 両方を組み合わせるべきか

は、構造を見て判断する必要があります。

CTなどで立体的に評価することで、
より適した方法を検討することが可能になります。

 

 


 

 ケース別の考え方(一般的な目安)

 

▪ あご下脂肪吸引が向いているケース
・皮下脂肪が多く、全体的にもたついて見える場合

▪ 筋肉縫縮が向いているケース
・脂肪は少ないが、筋肉が開いてラインがぼやけている場合
・脂肪吸引だけでは境界が出にくい場合

▪ 両方が必要なケース
・脂肪+筋肉の開き+深部脂肪が混在している複合型

※ 状態によっては、深部脂肪への対応を検討することもあります。

 


 

 まとめ

 

あご下・フェイスラインは
表面的な脂肪だけで決まるものではありません。

脂肪・筋肉・骨格の3つを正確に把握することで、
より安定した、自然なラインを目指すことができます。