顔の脂肪吸引・移植・ミニリフティングでVライン改善症例ケース
年をとると誰でも老化という変化を避けられません。この老化の変化を先に見つけられる部位は顔です。老化によってコラーゲン生成がうまくできず皮膚の弾力が落ちることになり、これが肌がたるむ原因になり顔ラインがたるみ審美的にあまり良くない結果に繋がります。
このような場合に顔の脂肪移植や脂肪が多い部分は顔の脂肪吸引を行い改善しようとされる方が多いです。私たちの顔はボリュームがある所は適切に、はっきりさせないといけない部分は脂肪が適切に取れるときれいな童顔の顔に見えます。
このためには顔の全体的なバランスを細かく確認し適切な施術計画が立てなければなりません。今回韓国のオンユ美容整形外科で紹介する改善ケースは顔の脂肪吸引・移植、そしてミニリフティング三つの施術で弾力のある顔ラインに改善された患者様の症例を紹介したいと思います。
韓国 オンユ美容整形外科 来院きっかけ及び目的
今回ご紹介する症例ケースの患者様は13年前に輪郭手術を受けたことのある方です。その後、顔が全体的に弛んで見える感じがしたそうです。
16年前にも顔の脂肪吸引を受けましたがむしろ顔に脂肪が厚く重く見えて悩んでいたそうです。また、昔鼻のフィラー施術も受けたことがあるそうです。
その時に施術した部位がとても厚くなり重そうに見えることも悩みだとおっしゃしました。
👨⚕️患者様が希望する姿
・小さくてスリムな顔の型
・今の顔の重い脂肪感をすっきとしたスリムな感じに改善希望
・頬周りと顎下に膨らんでいる部分が悩み
・全体的に皮膚の弾力が落ち、乾燥とくすんだ感じも共に解決希望
・鼻のフィラー施術をした部位の重い感じも改善希望
韓国オンユ 施術前の検査
今回の患者様は写真撮影で見た際に顔のバランスが全体的に下にあり更に重そうに見えました。またバッカルファット部分の頬がボリュームが大きく重く弛んでいる感じでマイオネットラインも目立っているためより老けて見える可能性がありました。
それだけではなく弾力低下によって顎ラインが崩れ顔ラインが隠れて見えました。その上、額が広く目の下と横頬、額に凹みがありました。凸凹した顔ラインによってVラインの顔型を阻害する要因になっていました。
患者様の客観的な状態の診断のために精密検査に入りました。3D CT撮影の結果頬骨、エラ、顎先が輪郭手術された状態に見え、輪郭手術以降にも頬骨の幅は大きいと観察できました。具体的にはバッカルファット部分の皮下脂肪の厚さが9.5~10mmほどで厚くあり、バッカルファットの厚さは23mmほどで非常に厚くあります。
悩みだとおっしゃった部分の中で頬周りと顎下に膨らんでいる部分はエラの筋肉が厚く、二重顎の皮下脂肪は7mmほど、顎筋肉下脂肪は7.3mmほどあり、全体的に幅と厚みで重そうな感じが強かったです。
✅診断結果
・輪郭手術以降にも頬骨の幅が大きくて全体的に重くて厚い感じの顔ライン
・輪郭以降に典型的に見える弛みが顔全体にある
・バランスが中顔面部と下顔面部の下部に偏っていて更に重そうに見える
・弾力が落ちて見え、全体的に顔のデコボコが多くVラインの阻害要素
・バッカルファット部分と顎ライン、頬側に厚くて弛んでいる状態
オンユ美容整形外科の診療課程
まずリフティングを通して弛んでいる部分を改善し、下に向いているバランスを引き上げ、小さく立体的な顔にすることを目標にしました。1)過度なボリューム部分は脂肪吸引とバッカルファットの除去、エラボトックスで小さく 2)凸凹したフェイスラインは脂肪移植で満たしました。3)額、ほうれい線、目の下、横頬、マリオネットラインを満たすことで全体的に滑らかな顔ラインを作りました。
これに皮膚の弾力と質感はリジュランヒーラーを通して改善しました。4)また患者様の場合顔全体に弛みが強いため耳の前から後ろまで切開をするミニリフティングを計画しました。顔に集中するリフティングのため顔面挙上に比べて切開線が短く回復が早いという長所があります。
首の下は脂肪吸引と二重顎筋肉縛りをお勧めしましたが、患者様はバッカルファット部分と顔ラインの方に集中することを希望されたので首の下は脂肪吸引だけを行いました。鼻筋のフィラーは過度に注入されて正面から見た時に広がって見えてチョークのような感じでした。フィラーを溶かす注射Hyaluronidaseを利用して除去し、適量のフィラーで新しい形を作りました。
📝施術ノート
・脂肪吸引-横頬、顎ライン、二重顎、バッカルファット除去
・ミニリフティング
・脂肪移植+PRP(2次にかけて移植)-横頬、ほうれい線、額、前頬、マリオネット
・リジュランヒーラー 4cc+リジュランi 2cc
オンユでの経過観察
📝手術当日
・前顔にリジュランヒーラーを投薬して目の下にはリジュランiを投薬
・額-10cc 前頬 RT-0.5cc LT-0.5cc ほうれい線 RT-2cc LT-2cc
横頬 RT-0.5cc LT-0.5cc マリオネット RT-1cc LT-1cc
脂肪吸引は total 30cc、バッカルファット除去、ミニリフティングはSMAS(筋膜層)を広い範囲で十分に剥離してリフティング効果を高めました。また傷跡の負担を減らすために耳の耳珠(tragus)後ろに沿った切開ラインをデザインしました。脂肪移植は定着率を高めるためにPRPを一緒に注射しました。
額の幅が広くて頬骨が大きいため額の場合、脂肪の量を多めに注入するよりはハイライトが当てられる部分を作り少量で額の形を作って前頬、ほうれい線、マリオネット、横頬の凹んだ部分に少量ずつ注入しながら行いました。2次にかけて少量ずつ柔らかく満たし全体的なラインを滑らかにする計画です。
📝施術後の7日目
耳の前の抜糸を行いました。回復が早い状態でリフティングと共に脂肪移植をしました。腫れがあったためヒーライト(H/L)を行いました。手術時に鼻筋のフィラーを溶かす注射を投薬し、既存のフィラーが溶けた状態で1週間目に鼻のフィラー(レスチレン)を鼻の額の角度を考慮して行いました。鼻と額角の曲線を生かしてやりすぎず直線半ラウンド形の鼻ラインが自然に繋がるように行いました。
📝施術後の10日目
耳の後ろに残っている糸を全て除去しました。傷跡を更に減らすためにステリストリップ(steri strip)を貼って切開部位に入る力を分散させました。切開線が目立たず経過もいいことがわかります。
📝施術後の2週目
ミニリフティングの結果がいい状態です。あざは消えてリフティングと脂肪移植後の腫れが一部残っている状態です。ヒーライト(H/L)を行いナトリウム制限及び散歩を適度に行うよう勧めました。
📝施術後の3週目
顔ラインが全体的に柔らかくなりバランスが手術前と比べて上に上がったことが見られます。額、前頬、鼻、顎に繋がるハイライト部分が整って前より自然になりました。顔の幅が前より小さくなりVラインの輪郭になったことが見られます。バッカルファット、顎ライン、横頬骨、横頬のボリュームが小さくなり軽い感じとリフティングを通して弾力のある肌になったように見られます。
📝施術後の4週目
全体的なラインが更に滑らかになり、小さくて弾力のある顔ラインになりました。
診療結果
今回の患者様の症例は皮膚が厚く輪郭手術を受けたのにも関わらず顔の骨格が広く顔が大きく見えました。また輪郭手術後に現れる典型的な弛みがひどく難しいケースでした。厚みを減らし弛みのある部分を上に引き上げて小さくすっきりするラインを作るためにミニリフティングと脂肪吸引、バッカルファット除去を行いました。
額が広くて物足りなく見える部分にはハイライトを作り小さく見せ、凹んでいる部分は脂肪移植で満たし全体的に滑らかな顔ラインへ改善しました。
手術後、全体的にバランスを顔の中心に移動させながら小さくVラインに近いラインが完成できました。簡単ではない条件でしたが手術経過が良くご満足いただけて嬉しいです。
もし今顔の弛みで悩んでいるという方々がいらっしゃいましたら韓国オンユ美容整形外科にご気軽にお問い合わせください。
公式LINEより日本語で対応しております