今日は“額縮小”について、解説します。
額縮小の定義と目的
皮膚・頭皮を実際に移動させるため、効果は即時かつ確実な手術です。
・額が長く見えることで生じる「顔が大きい」「間延びして見える」印象の改善
・顔全体の縦横バランスの調整
・若々しく、調和の取れた顔立ちへの改善
当院の技術的特徴
当院の額縮小手術の切開線はヘアラインに沿って「ジグザク」の切開線です
縮小可能範囲は皮膚の移動性を踏まえて判断する必要があります。
これは毛根を温存し、手術後の脱毛を予防するためです。
適応
以下のような方は、額縮小の適応となります。
・額の縦幅が長く、顔全体のバランスが悪く見える
・生え際が後退して見えるが、脱毛症ではない
・目・鼻・口に対して額の主張が強い
・毛髪量・産毛がある程度保たれている
注意点
額縮小術には明確な制限があります。
・頭皮の移動性が低い場合、縮小量に限界がある
・傷跡は「消える」のではなく「目立ちにくくする」設計
特に重要なのは、
「とにかく下げたい」という希望だけで手術を決めないことです。
無理な縮小は、
・傷の拡大
・毛髪トラブル
・不自然なヘアライン
につながります。
→カウンセリングを通して額の移動性を十分に把握し、縮小可能範囲を決定することが重要です。
毛髪移植と額縮小の違い
額が「長い」場合は額縮小、
生え際が「薄い」場合は毛髪移植。
目的が違うため、代替関係ではありません
手術方法
①ヘアラインに沿ってジグザク方式+45度切開。
ジグザク切開することで術後の傷跡が目立ちにくくなり、45度切開で毛嚢を温存し術後の脱毛を予防します。
②剥離部分を引き下げ、額皮膚を切除し頭蓋骨と頭皮骨膜を5~8ポイント固定します
③筋膜、皮下組織、皮膚を縫合します。
リスクと合併症
外科手術である以上、以下のリスクはゼロではありません。
・傷跡が予想以上に目立つ(無理のない範囲での縮小デザイン&ご自宅での傷跡ケアが重要です)
・一時的な感覚鈍麻・違和感(経過と共に改善していくことがほとんどです)
・腫れ・内出血の長期化
・局所的な脱毛
重要なのは、
リスクを隠さず、事前に理解した上で手術を選択することです。
一緒に行うと良い手術
・額挙上
⇒額が下がっている場合は額挙上も一緒に行うことで、より縮小が可能となります
・傷跡、頭皮ボトックス
⇒術後の脱毛を予防することができます
手術時間とダウンタイム
手術時間:約1〜1.5時間
麻酔:局所麻酔+睡眠麻酔
抜糸:術後約10日目
腫れ・内出血:1〜2週間程度(個人差あり)
日常生活:翌日から可能(運動は1か月後から可能)
症例写真
手術前 手術10日目
手術前 手術1か月後
手術前 手術2か月後
手術前 手術3か月後
手術前 手術5か月後










