hibinoawa
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260627

大学病院に通院していた家族の手術、ひとまず無事に終わった。脳外科での開頭手術だったので、手術が決まった時からいろいろと考えてしまって不安で仕方なかったが、担当医先生のご尽力により、無事に。本当に良かった…。先生には感謝しかない。それから、自分の方が力が抜けてしまい、ここ数日ずっと放心状態。。まだ術後の症状やリハビリもあるので、気は抜けない。


自分自身のこととしては、復職してやっと1ヶ月。正直、心身ともに万全ではないし、うまくはいっていない。しかし、いまは家族が生きていてくれれば、あとはもうなんでもいい。





Miguel「New Martyrs (Ride 4 U)」。去年に新譜出てたの知らなかった…。ここ数日繰り返し聴いている。世相を反映しているというか、アルバムのタイトルも『CAOS』だし、このMVも含めなかなかにシリアスな内容だが、感情に寄り添ってくれるような、過剰でなくどちらかというと淡彩のイメージの繊細なメロディが美しい。


ミゲルを知ったのは…フランク・オーシャンを聴いて近年のR&B(近年と言っても『Blonde』ももう10年前か)が好きになって、他に良いミュージシャンいないかなぁと思っていた時に、確か2018年かな?大好きな大阪のシンガーソングライター土井玄臣さんがローカルFMラジオでフランク・オーシャンと一緒に紹介していて、それがきっかけ。




その時に土井さんが選曲した「Banana Clip」が本当に名曲で、一撃で好きになった。このライブ映像の身振り手振りも最高に魅力的で、一時期ほんとずっと聴いていたな。もともと七尾旅人やPERIDOTSやbutajiが好きで、R&Bやソウルは気になってたから、こんなに素晴らしいミュージシャンと出会えて嬉しかったのを覚えてる。おかげでディアンジェロやマーヴィン・ゲイ、カーティス・メイフィールドまで遡って聴いたりもできたし。ミゲル、2019年に一度だけ来日ライブやってるんだよね。情報を取れなくて行けなかったの、未だに後悔してる。。




調子に乗ってもう一曲。3rdアルバム『Wildheart』から「Coffee」。代表曲の「Adorn」が収録されている2ndアルバム『Kaleidoscope Dream』が個人的にはいちばん好きなんだけど、この作品も素晴らしい。『Wildheart』は確か門田匡陽もSNSでフェイバリットに挙げていた気がする。「Coffee」ひさしぶりに聴いたけど本当に名曲だな。ミゲルの曲を知った頃はまだお酒を飲んでいて、いつか、独り泥酔に泥酔を重ねて、夜が明け、明け方に自宅に着き布団に倒れ込んだ時に、偶然この曲を聴いて号泣してしまった記憶がある。目の前にある愛から、神聖さをも感じさせるそのたったひとつの愛から、決して目を背けようとしない詩に、その真摯さと歌声に胸を打たれる。それからずっと大切な曲だ。



260517

昼に実家から少し離れた町にある喫茶店に初めて行ってみた。喫茶店に行くようになったのは東京に出てきてからなので、実家のある神奈川ではほとんど行けてなかった。本当は昨日行こうと思って、実際に目当てのお店の営業時間中に支度して外に出たのだが、なんか緊張して行くの怖くなっちゃって、行くのやめてしまった。今日は行けて良かった。しかし、こんな状態で復職できるのか…。


音楽について。最近はメンタルの状態が悪く、なんだか歌(歌詞)がある曲を聴くのがしんどい時が多いので、なるべく歌のないアンビエントやエレクトロニカばかり聴いている。




昔から好きなepic45をひさしぶりに聴き返したら、ものすごく良い。もともとバンドだったけどいまは2人組。メンバーはイギリス・スタッフォードシャー州の片田舎に生まれ育ち暮らし、例えば子供の頃の思い出や、郊外の情景、外れの森、いつかの夏の記憶、嵐が来る気配が広がる畑とか、風、この田舎町で迷路に迷い込むような気持ち、季節が変わる雰囲気とか、自分の町の懐かしい景色が少しずつ無くなっていき変わっていってしまう物哀しさ。そういったノスタルジックな感情をインストゥルメンタルと僅かな歌で表現している。団地と畑と森と、静かな住宅街しかない小さな町で生まれ育った自分には、この遠い国の音楽が、表現しようとしているその風景や感情が、なんだか手に取るように分かるような、身近なものに感じられる。『Slides』『May Your Heart Be The Map』この2枚が特に好きで、これからも繰り返し聴くであろう大切な作品だ。青春時代からいろいろ音楽を聴いてきたけど、本当のコアというか、最終的に自分に残るのは、ミュージシャン単位だと、epic45とGRAPEVINEだけかもしれないと、たまに思う。



自分にとって本当に大切で特別なCDだけを置く棚を、もし自分が持っていたとしたら、何枚くらいの作品をそこに置けるだろう。そんなに多くないかもしれない。


BURGER NUDS『symphony』、Smashing Pumpkins『Mellon Collie and the Infinite Sadness』、七尾旅人『ヘヴンリィ・パンク:アダージョ』、 Keith Jarret『The Melody At Night, With You』、Nick Drake『Pink Moon』、aus『Lang』、Boards of Canada『The Campfire Headphase』、Frank Ocean『Blonde』…いま思いつく限りだけど。近年ならマック・ミラーの遺作。コロナ禍は海外のラップ・ミュージックにハマっていて、Future『High Off Life』とか。あとはクラウドファンディングにも参加したKamuiの『YC2.5』。epic45なら上記の2枚。GRAPEVINEは…その時々で変わるけど、『another sky』はずっと好き。その棚に置くような、新しい作品に出会いたい。



気がつけばもう夕方。一日あっという間だ。いまからまた少し遠出して復職に使う日用品を買いに行く。明日は受診の付き添い。


250516

去年10月に入社した会社、なんとか働いていたが、まだ半年も経っていない2月に僻地へ飛ばされ、すぐにメンタルの調子を崩し、3月から休職している。それから東京のアパートも放置して、しばらく神奈川の実家で暮らしていたのたが、来週から復職が決まった。完全に復調していないし、不安しかないが、これからお金もいるし、なんとか行ってみるしかない。


来週は復職もあるし、家族の大学病院受診の付き添いもある。自分の精神科受診もある。本当にいろいろなことがあって、毎秒混乱しているし、押し潰されそうになる。向き合うだけの力が欲しいが、いまはすべては難しい。それが苦しい。


ひさしぶりにブログを書いてるので、あと数日は毎日更新しようかなと思う。特に自分自身の気晴らしにできているわけでもないし、他にやるべきことや考えるべきこともあると思うのだが、もう少しだけ。


昨日は文章を書く元気もなかったので、メモに残っていた、昔書いた詩を載せてみた。自分がこういう状況に置かれた時、詩や文学もそうだけど、音楽も他の芸術も、本当に無力なんだなと改めて痛感する。だが、それと同時に、一瞬でも、間違いなく救われることはあるのではないかと未だに信じている。音楽の話も少しだけできればまた。



260515

甘酒とか
自販機のミルクセーキとか
紙パックの加糖アイスコーヒーとかさ
たまに飲みたくなるね

例えば愛を歌えば
それが君を歌うことになる
日は巡り
長い夜を越えて
辿り着いた先まで
ないまぜにした過去が着いて来るから
たまったもんじゃない

その眼差しで
映し出すものすべて
見届けるんだと教わったから

例えば愛を歌えば
それが君を歌うことになるのさ

静かで空っぽな昼間
ベランダで煙草に火をつけて
吸い込んで吐いたら
その瞬間に季節が変わった気がした

柔らかい風
半袖が靡いて
あの頃の夏がもう一度
そっくりそのまま
あともう一度だけ来るとしたら
どうする?

柔らかい風
半袖が靡いて
あの頃の夏が来ています
待ってるね
ずっと
ここで


260514

自分自身の心身のこと、家族の心身のこと、本当にいろいろなことがある。向き合うだけの力がないまま、日々は確実に過ぎていく。否応なしに現実が迫ってくる。向き合わざるを得なくなる。それだけの力が自分にあれば。なくても、日々は確実に過ぎていく。


混乱している。決して前向きには、いまはなれない。自分に向き合うだけの、力があれば。いまはそれだけを考えている。



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