◆2026(令和8)年2月14日(土) 晴
今回は、2011年4月23日(土)に実施した探訪あいちのリバイバルです。
当時はリニア・鉄道館がオープンして1か月後でした。それから15年後、ドクターイエローT4編成が展示されたことを契機に、再び探訪あいちを企画しました。
ミニベロ3台、ロードバイク2台、Eバイク1台が熱田神宮公園をスタート。
堀川沿いを北上し、佐屋街道を西へ。この道は路側帯に自転車専用レーンがペイントされています。
長良橋を渡って右折し、中川運河西線を進みます。
<バーミキュラ ビレッジ>
バーミキュラは、愛知ドビー株式会社が製造する密閉性の高い鋳物ホーロー鍋やフライパンなどのブランドです。熱伝導が良く、食材の旨味を閉じ込める能力が高いことが特徴です。中川運河沿いにある「VERMICULAR VILLAGE」は、それらの製品を販売するショップとレストランやベーカリーカフェを併設した施設です。
<ナカガワ キャナル ドアーズ>
ささしまライブ駅南のキャナルパークささしまに到着。中川運河堀止エリアです。
この一帯は開発が進んでいます。中京テレビや愛知大学などのビルができ、さらに今年6月には、「NAKAGAWA CANAL DOORS(ナカガワ キャナル ドアーズ)」が開業します。運河前の開放感・眺望を活かしたホテルやベーカリー、レストランが新たにオープンし、ビーチバレーコートが整備されるなど、名古屋の都心の水辺が大きく生まれ変わる予定です。
<あおなみ線>
ここからは、「あおなみ線」沿線を走ります。
あおなみ線は正式には「名古屋臨海高速鉄道西名古屋港線」といいます。2004年10月開業し、中村区の名古屋駅から港区の金城ふ頭駅までを結び、途中に9駅あります。この愛称は、イメージカラーの青から「あお」、名古屋から「な」、港から「み」をそれぞれ採ったものです。
<前田利家公初陣之像>
荒子駅前には、馬上で槍をふるい出陣する若き前田利家の初陣の像と、それを見送る妻「まつ」の像が建っています。
加賀百万石の藩祖といわれる前田利家は、天文6年(1537年)、利昌の四男として現在の中川区に生まれました。幼名は、犬千代といい、15歳のとき織田信長に仕え、元服して孫四郎利家と名乗り、信長の尾張統一戦の一つ萱津合戦(愛知県あま市)で初陣を飾りました。22歳のとき、10歳下のいとこ「まつ」と結婚しました。
初陣の像の西側には、金沢の前田家から送られた梅が植えられています。
なお、中川区内の利家ゆかりの地を巡る『犬千代ルート』が設定されています。
あおなみ線の高架西側を南下します。晴れてはいるものの、高架の陰になって寒いです。今日は3月中旬並みの気温になる予報ですが、暖かくなるのは午後からのようです。
<荒子川公園>
荒子川公園駅の東には、かつてイオン港店だった跡地にAmazonの西日本最大拠点施設が建っています。昨年8月にできたばかりで、真新しく、そして巨大です。
公園内の川沿いの道を進みます。春には約千本の桜が、6月にはラベンダーが咲きます。
公園の最南端はフェニックスアイランド。南国の雰囲気をイメージした人工島で、フェニックス、ワシントンヤシ、ソテツなど約170本の樹木が植えられています。
稲永駅を過ぎ、港の工場や倉庫街を通り抜け、金城ふ頭線を南に走ります。
名港トリトンを潜ると、終点の金城ふ頭駅です。
<リニア・鉄道館>
JR東海リニア・鉄道館は、2011年3月14日(鉄道の日)に夢と思い出のミュージアムをコンセプトにオープンしました。東海道新幹線を中心に、蒸気機関車や在来線の特急用車両、電気機関車など、超電導リニアに至るまで39の鉄道車両の実物展示を通じて高速鉄道技術の進歩を紹介しています。
新幹線は、0系、100系、300系、700系、N700系(屋外展示、Nはnew、nextなどの意味です)、そして、2025年6月14日から、その年1月に引退したドクターイエロー(T4編成)(正式名称は「新幹線電気軌道総合試験車」)が展示されています。
新幹線の食堂車には初めて入りました。2階建てで、1階が厨房、2階がテーブル席になっています。メニューを見ると、カレーが900円。当時としてはとても高いです。
1964年(昭和39年)の新幹線開業当初は東京~大阪間が4時間かかっていたのが、今は2時間半。ゆっくり食事をする時間がなくなり、食堂車も車内販売もなくなりました。
在来線は、蒸気機関車、電気機関車、特急ひだ、特急しなの、ムーンライトながら、など東海地方ゆかりの車両が展示されています。若い頃、夜行列車で東京まで行ったことが懐かしく思い出されました。
鉄道ジオラマは、大きなみどころの一つ。東京から大阪まで、東海道新幹線の沿線の風景が精巧に再現されています。その風景の中を新幹線、在来線の車両、またリニアが走っています。名古屋のJRセントラルタワーズをはじめ、東京のスカツリー、大阪の通天閣などがリアルに作られており、ついつい時間を忘れて見入ってしまうほど。子供だけでなく、世代を超えて楽しめます。
N700系新幹線の実物大のシミュレータでは、シミュレータ体験をしない人でも後ろから巨大スクリーンで走行風景を楽しむことができるようになっています。
超電導リニアの時速500km走行を模擬体験できるコーナーもあります。
リニア中央新幹線ができれば、東京~名古屋間が40分で結ばれます。新幹線のぞみの半分以下の時間。でも、その開業は早くても2035年とされています。なんとかそれまで生き延びて、営業車両に乗りたい、と念願しています。
2階には重要文化財の国鉄バス第1号車が展示されています。ボンネットバスです。
他にも鉄道のしくみを紹介するコーナーやミュージアムショップなどがあり、限られた時間ではすべてを見学することはできません。
私は今日で4回目ですが、参加メンバーの皆さんは初めての来館でした。鉄道好きでじっくり見学したい方は、再度訪れていただきたいと思います。
余談ですが、リニア・鉄道館ができる前はJR飯田線中部天竜駅構内に「佐久間レールパーク」がありました。2009年11月1日(日)に閉園し、展示されていた車両の多くがリニア・鉄道館に移設されました。
17年前、佐久間レールパークを見学する探訪あいちを実施したことも、懐かしい思い出です。
<昼食>
昼食はリニア・鉄道館の向かいにあるファニチャー・ドーム内の「KEY’S CAFE」にしました。メイカーズピアより空いていると思ったからです。
実際、席は空いていて、すぐに座れました。
食事メニューはパスタとカレーです。私は欧風ビーフカレーを注文。カレー単品で税込み1,180円はちょっと高いなと思います。
外に出ると、すっかり暖かくなり、ウインドブレーカーを脱ぎました。
親子連れで賑わうレゴランドジャパンのエントランスで集合写真を撮りました。
午後1時半を過ぎました。帰路に着きましょう。
中川橋を渡って、中川運河東線を北上します。
<チェリーみなと店(Cherry)>
みなとアクルスの一角にある、ベーカリーとカフェの『チェリーみなと店』にて、ティータイムです。
自転車談義に花が咲きました。なかでも、大安の西川さんの自転車愛と話術が炸裂。Eバイクでのヒルクライムの様子や所有されている自転車のことを、面白おかしく話され、聞き入ってしまいました。
白のトレックさんは購入されたばかりのGIANTの『Road E+』で参加されていました。私も、かつては欲しいなと思っていた1台です。
ただ、日本のEバイクは時速24kmを超えるとアシストがなくなります。
ヒルクライムやグランフォンドでは、威力抜群でその恩恵に浴しますが、平坦な道ではあまり効力がないのかな、と思います。貧脚の私でも24kmなら自力で走れます。フラットな道で本当にアシストが欲しいのは、25kmを越えてからです。
Eバイクがクロスバイクやミニベロ、MTBタイプは多いのに、ロードバイクが少ないのは、こうした要因があるのではないでしょうか。
コーヒーを飲みながら、楽しいおしゃべりタイムを過ごさせてもらいました。
午後3時半過ぎ、予定どおりの時間に熱田神宮公園にゴール。
短い距離のサイクリングでしたが、レストランやカフェでコミュニケーションが生まれ、心にも体にもよい一日でした。皆さん、ありがとうございました。
【サイクリングコース】
熱田神宮公園(午前8時30分) → 堀川沿い → 佐屋街道 → 長良橋 → ささしまライブ駅 → 小本駅 → 荒子駅・前田利家初陣の像 → 南荒子駅 → 中島駅 → 港北駅 → 荒子川公園駅 → 稲永駅 → 野跡駅 → 金城ふ頭駅 → リニア・鉄道館〔見学〕→ ランチ〔KEY’S CAFE ファニチャー・ドーム店〕→ 中川橋 →〔中川運河沿い北上〕→ ティータイム〔チェリーみなと店〕→ 国道1号 → 白鳥橋(堀川)→ 熱田神宮公園・解散(午後3時35分)
走行距離:36km
所要時間:7時間5分
【参加者】
白のトレックさん、稲葉栄二さん、大安の西川さん、Da-noさん、本田智久さん、幹事(まつぼっクリ) 計6人
★当日の写真は、愛知県サイクリング協会のホームページ➔「フォトギャラリー」➔「探訪あいち2026」➔「2月14日(土) あおなみ線とリニア・鉄道館」を御覧ください。
https://x.gd/25PQS
https://hasirenai.com/photo-index2026.html