■2025(令和7)年11月15日(土) 晴
中野の渡し(愛知県営西中野渡船場)は、愛知県一宮市西中野と岐阜県羽島市を結ぶ木曽川の渡し船です。愛知県が運航主体ですが、岐阜県も経費を負担しているそうです。県道扱いのため運賃は無料です。
中野の渡しは、1586年に木曽川の大洪水によって分断された葉栗郡中野村を行き来するために船が使われるようになったことに始まります。江戸時代から続く唯一現存する木曽川の渡し船で、400年以上の歴史があります。
しかし、本年5月24日に新濃尾大橋(全長759m)が開通したことにより、2026年3月末をもって中野の渡しは役割を終えることとなりました。
なお、存続を願う声もあり、一宮市が渡船を引き取り、期間限定での渡船運航や、木曽川の各所を巡る遊覧船といった利活用の方法を探っているとのことです。
そこで、運航廃止となる前に乗船体験しておこうと思い、今回の探訪あいちを企画した次第です。
熱田神宮公園を5人で出発。
佐屋街道経由で名古屋市水道局の大治浄水場まで行きます。
ここで、本田さんからクランクの調子が悪いと申し出があり、家に戻って自転車を取り替えてくるとのこと。後から追いついて落ち合うことになりました。
2006年まで「尾張サイクリングロード」だった尾張水道みちを走ります。水道送水管の上に造られた道なので、木曽川朝日取水場までほぼ一直線です。
名古屋市水道局なので「名水」と刻まれた車止めがあります。
サイクリングロードとして廃止されてからは、特に整備されていないので路面は荒れ気味です。幹線道路を横断する個所が多く、信号まで遠回りさせられるところもあるので、快適な走行はできません。もう一度サイクリングロードとして整備し直して欲しいですね。
尾張水道みちでは、何人かのサイクリストと出会いました。
祖父江ぎんなんパークで本田さんが合流しました。
名鉄尾西線山崎駅の踏切を越え、再び尾張水道みちへ。
県道135号羽島稲沢線、県道129号一宮津島線を横断し、県道513号一宮中野線で左折。西進すると木曽川堤防道路に突き当たります。ここが一宮市側の「愛知県営西中野渡船場」です。
船頭さんの詰め所をのぞくと、誰もいません。もしかしたら、運行中かも。
堤防道路から木曽川を見ると、ちょうど船がこちらに戻ってくるのが見えました。
「5人と自転車5台、お願いします!」
船を下りた船頭さんに声をかけると、下に降りてくるよう指示がありました。
自転車と一緒に「第五中野丸」に乗船します。ライフジャケットを着用します。私たちの他にお父さんと男の子の親子連れが一緒です。
「第五中野丸」は静かなエンジン音を立て、木曽川を滑るように進みます。快晴、風もなく川は穏やか。最高のクルージング!
川上には「新濃尾大橋」が見えます。
7分ほどで羽島市側に着岸。
親子連れのお父さんに写真を撮ってもらいました。
羽島市側には、「愛知県営西中野渡船場」と書かれたステンレス製の標識があります。一宮市側よりも立派です。
右岸の堤防道路を北上し、真新しい新濃尾大橋へ。
2012年(平成24年)10月に着工してから完成までに13年の歳月を要しました。
片道一車線で、歩道は川上側にしかありませんが、3m以上の幅員があって走行しやすいです。「しんのうびおおはし」の銘板の前で記念撮影しました。
この後はランチにしましょう。
飲食店が少ない地域なので、候補は限られます。事前にグーグルマップで探したのは、農家レストランか、チャーハンとラーメンの店か、です。
熟年おじさんばかりでしたので、「おのの」にしました。
この店、元は喫茶店かカフェだったのでしょうか? 外観も店内も喫茶店のような造りです。
レジの横に
「2023.9.30 大盛のり子さん ご来店 YouTube見てね!」
と書かれていて、彼女の写真と色紙が飾ってありました。
『大盛のり子』さんは岐阜の大食い女王です。私は中京テレビの『PSゴールド』で彼女のことを知りました。
3人が「味噌ラーメン」、2人が「おののチャーハン」を注文しました。どちらもボリュームがあります。
私が頼んだチャーハンは、見た目にインパクトがありました。大盛かと見間違うようなご飯の量と、ラーメンにトッピングされているような大きさのチャーシューが5枚か6枚載っていました。他店ではせいぜい細切れの肉がご飯に紛れ込んでいるだけだと思います。ご飯の味はごく普通でしたが、このチャーシューは焼肉のような味付けで香ばしい感じが美味しかったです。
帰路も尾張水道みち、そして佐屋街道を走ります。
本田さんは大治町で、白のトレックさんは万場大橋を渡ったところで、帰宅の途へ。
3人で佐屋街道を走っていると、長良町3丁目交差点で黄色のJRバスが通過するのが見えました。
2025年1月に引退したJR東海の「ドクターイエロー(T4編成)」にちなみ、JR東海バスでは高速バス1台をドクターイエローと同じカラーでラッピングした「幸せの黄色い高速バス」を来年3月まで運行しているのです。
これはラッキー!
津島街道一里塚跡の向かい側、新幹線高架下の手前に「みたらし半額の店」があります。
名古屋ではスーパーのテナントなどで売っているみたらしの相場は100円前後だと思いますが、この店では、なんと、みたらし1本30円! 五平餅も1本60円!
みたらし半額どころか、3分の1以下という破格です。
包装してくれるのは3本以上購入する場合です。
私は4本購入。つくさんは20本も購入していました。五平餅も欲しかったのですが、売り切れでした。みたらしは、冷めても柔らかくて美味しいです。
実はこの店、白のトレックさんの親戚の方が経営しているお店です。土日のみの営業です。
つくさんと稲葉さんはみたらしの店にて、それぞれ解散。熱田神宮公園には幹事一人でゴールしました。自由に解散できるところが探訪あいちの良いところ。
天気も良く、気温もちょうど良く、最高のサイクリング日和でした。参加してくださった皆さん、ありがとうございました。
【サイクリングコース】
熱田神宮公園(午前8時20分)⇒ 佐屋街道 ⇒ 万場大橋 ⇒ 大治浄水場 ⇒ 尾張水道みち ⇒ 名鉄山崎駅 ⇒ 西中野渡船場 ⇒ 中野の渡し〔乗船〕⇒ 新濃尾大橋 ⇒ 〔昼食〕 ⇒ 尾張水道みち ⇒ <往路と同じ> ⇒ 熱田神宮公園・解散(午後2時15分)
距離:60km
所要時間:5時間55分
【参加者】
本田智久さん、つくさん、白のトレックさん、稲葉栄二さん、幹事(まつぼっクリ) 計5人
★当日の写真は、愛知県サイクリング協会のホームページ➔「フォトギャラリー」➔「探訪あいち2025」➔「11月15日(土) 木曽川中野の渡しと新濃尾大橋」を御覧ください。
https://hasirenai.com/photo-index2025.html
https://x.gd/NSVNC