さわやかな風が吹く緑の中で、洗濯物のようにぶら下がり、とても不思議な光景でした。
今回の「音の肩たたき」は、雄大な自然の中に泳ぐ、この鯉のぼりをテーマに、音楽が出来上がりました
タイトルは「鯉流るる」です。
風が本当に気持ちよく、緑の葉や鯉のぼりとともに流れる感じを出し、まるでその場にいるように感じられる、とても爽やかで伸びやかな音楽に仕上げました。
爽快な心地よさを大いに感じられること間違いなしです
チェロが美しい旋律を奏で、ピアノが軽いリズムを刻みます。アクセントにハープが軽やかさを出しています。
中間部のちょっと激しくピアノの低音が入るところは、詩にある“金の腹を持つ長老”の威厳を出しています。少々異色に変化するところが面白いと思います。また、ピアノのポロポロとした軽快な動きも、風で鯉がふわっと舞い上がる様子などを表現しています。
シンプルな編成なので、ぜひ、それぞれの楽器の動きを耳で追ってみてください。ひとつひとつの音が軽々と飛び跳ねているようにも聞こえますよ。
心をスッキリしたい方へ、ぜひオススメの曲です
音の肩たたき新曲「鯉流るる」です