「小川町商工会」は令和5年度において全国的にも非常に驚異的な足跡を残しました。
~11件申請して10件採択~
令和5年度において、小川町商工会さんは、会員事業者さんをサポートすることで、前例のない「水道」工事を含め、設備投資に活用できる厚生労働省管轄の助成金を11件申請して10件が採択されたという結果を残しました。同商工会の専門支援員であった橋本智氏によると「助成金は、申請する際に時間外労働や休日労働の削減、年次有給休暇の取得推進、就業規則や36協定の整備など働く環境の整備ができます。これにより人材確保や人材流出の防止を図ることが可能となります。また、交付決定となれば、生産性が向上し、❶コロナで影響を受けた業績の回復・向上、❷エネルギー価格や原材料費の高騰などによるコストアップの吸収、❸特に最低賃金の引き上げ等による賃上げ原資の確保などの有効な手段となります」と話していました。
また、地域内での各社の助成金を使った取り組みがエリア全体の産業力強化に繋がっていくという見方もあるようです。
所長 特定社会保険労務士 尾沼昌明
トップページ へ