社会保険労務士（社労士）を開業して思うことは、私の営業スタイルでは「社労士の知識」は仕事で８％も使っていない、むしろお金のことや営業、経営のことでの相談が非常に多い、という実感があります。
社会保険労務士の仕事とは何か？と問われれば、困るのですが、これまで、端的に一言でなかなか答えられませんでした。
例えば、他の士業である税理士なら「計算書類を作成する仕事」、弁護士なら「裁判をする仕事」、公認会計士なら「会計監査や業務監査をする仕事」、司法書士なら「不動産登記や商業登記をする仕事」、行政書士なら「役所に提出する書類を作成する仕事」など、大雑把ながら答えることが出来るのですが、殊、社労士になると答えに窮してしまっていました。
つい最近、この１ヶ月、特に今週に入って立て続けに似たような相談や仕事の依頼を受けることになり、私なりの「社労士の仕事」とは、「純粋な意味での社労士の仕事」とは一言で言うと「各個別の雇用契約などの条件を確認する仕事」で、その他の周辺業務として就業規則の作成や社会保険や年金の相談、助成金の申請、役所への書類提出、人事や労務、労働相談などがある、といった認識になって来ています。
令和５年（２０２３年）２月１８日（土）
特定社会保険労務士 尾沼昌明
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