最近、身近によく聞く言葉。
「どうしようもない」
「何をしても変わらない」
「やるだけ無駄」
これが、今地方自治体が置かれた現状です。
国の三位一体改革によって、地方への締め付けが厳しくなり
やるべき仕事は減らないのに、公務員数は削減され
職員一人ひとりが担う仕事量は増大の一途をたどっている。
でも
嘆くこと、批判することは誰にでもできるけど
それでは本当に何も変わらない。
少なくとも、私はそう思います。
市民の幸せを守るために
今、自分にできるをする。
今、自分にできることからはじめる。
それで、何かが変わるかもしれないのなら
行動することを恐れてはいけない。
諦めてはいけない。
諦めたら、全てが終わってしまう。
だから、私は今、自分にできることをしよう。
以前ブログに書かせてもらいましたが
プロポーザル方式で、私はあるシステムを導入しました。
私は、これが現状を変えるためのきっかけとなると信じて
上司を説得し、予算要求を行いましたが
予算のヒアリングの際には
誰もが、「また使いもしない無駄なシステムを買うのか」
という評価でした。
そのシステムは、いわゆるＧＩＳシステムで
私がその導入により狙った効果は
「地図情報の一元化」による事務効率化でした。
今、実際にシステムが本格的に稼動を始めると
役所内部のたくさんの部署が、使っていただいています。
恐らく、システム導入以前には誰もが考えもしなかった
「地図情報の一元化」による業務効率化が、
徐々に、職員の意識に浸透してきたことが実感されます。
行動していなければ、何も起こらなかったこと。
行動することで、変わったこと。
行動することが、すべて結果に結びつくことはないかもしれませんが
やらなければ、何も変わっていなかったと思います。
できれば、これによって職員の意識から「諦め」を払拭したい。
小さなことでも、やってみればもしかすると大きな効果を生むかもしれない。
だから
今、自分にできることをしようと思います。
そこから始まる、未来を信じて。