お叱り。 | 公務員ってこんなもん。

公務員ってこんなもん。

ある地方公務員の日常。
仕事もプライベートも、日記を通して公務員の実際をつづります。
なぞの職業「公務員」もこれで完璧?

今日、以前に私が担当する仕事で

お話をさせていただいた住民の方が

私を訪ねて来られ、

上司と一緒にお話をお伺いしたところ

私の仕事内容が気に障ったらしく

長い時間、お叱りをいただきました。


内容としては

直接的には私の指示が

うまく業者さんに伝わっていなかったらしく

私が指示していないことを

業者さんがその住民さんの土地で

してしまったらしいのです。

でも結果としては私の監督責任です。

上司とともに丁重に謝罪をし

早急な対応をお約束してお帰りいただきました。


本来であればここで

すぐに現場を確認して業者に指示を出すところですが

現場は山の中。

時間も夕方であったため

翌日に確認作業を行うこととして

今日は苦情内容を記録しておきました。


苦情をお聞きして

正直、「どうして私が・・・」という気持ちがなかったといえば嘘になりますが

それ以上に

とてもありがたいと思いました。

その方は、

「起こってしまったことはしょうがないし、自分は対応さえしてもらえればそれで構わない。しかし、このような仕事をしていては、役場が住民の信頼を失うことになるし、そのような仕事をしていてほしくない」

とおっしゃってくださいました。

私としても、間違いは間違いとして認め、

次回に同じ誤りを犯さないようにしようと

今回の件で肝に銘じました。


苦情はありがたいです。

自分の足りない部分、間違っている部分を

その言葉で気づくことができ

直す機会をいただけるのですから。


・・・まあ、ないにこしたことはないですけどね。