我が家のオーディオ環境は、決して恵まれているとは言えません。
ピアノがあり、シャンデリアが2個、さらにLDKという環境です。部屋全体の音響特性を考えると、ルームチューニングは半ば諦めているような状態でした。
以前、CX-A5200とMX-5200を使用して5.2.4chのシステムを組んでいた頃は、ルームチューニングに必死に取り組んでいました。
2chオーディオに移行してからも、DMP-A8の専用マイクとパラメトリックイコライザー(PEQ)を使って調整していました。しかし、調整後の音がどうも平面的でつまらないように感じられ、面白みのない音になってしまったため、それ以来、特に何もしていませんでした。
ところが最近、普段より音量を上げて聴いてみると、気になる問題が出てきました。
普段の視聴位置での平均音量は60dB程度ですが、平均70dBまで上げると、60Hz付近の低音がボワつき、ベースの音が不自然に残るのです。
そこで、AIとあれこれ格闘しながら原因を探ってみました。
その結果、意外なことが分かりました。
まず、右側の天井付近に大きめの座布団を置いてみたところ、低音のボワつきが大幅に改善しました。
さらに、Accuphase C-2300のイコライザーで40Hzを−2dBに調整すると、低域の問題がより改善されました。
大がかりな音響機器を導入したわけでもなく、身近にある座布団とプリアンプのイコライザー調整で、ここまで変化するとは思いませんでした。
もちろん、普段から平均70dBで聴くことはほとんどありません。しかし、音量を上げたときに現れる低域の問題も、部屋の音響特性を考えるうえでは無視できないと感じました。
改めて、オーディオの音は機器だけで決まるものではなく、部屋の影響も大きいと実感しています。
我が家のような環境でも、まだ改善の余地はあるようです。
そして、Diana Krall この曲は2018年のアルバム『Love Is Here to Stay』の S Wonderful、
My One and Onlyのベースの音の形が分かりやすくなりました。