白河小峰城を訪れる | 日本の4つの端を歩いてつなぐ旅 -ON THE ROAD EDGES- 

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2024年で15年目。31回の旅で本土最南端の鹿児島県佐多岬から最西端の神崎鼻を経て関門海峡を渡り安芸の宮島、天橋立、石見銀山や木曽路、松島を歩き、本州最後の県青森の八戸駅まで歩きました。

先週の土曜日、私と親父は福島県の白河小峰城跡を訪れました。

 

 

居間に飾ってあるL判の一枚の写真。昨年秋に他界した母が、私がプレゼントしたmont-bellのステッキをたよりに立ち、背景には抜けるような青空と白河小峰城の三重櫓。

日本100名城を目指した当初から、このお城には青空の広がる日に訪れようと心に決めていました。朝から広がる青空にはわずかに夏の湿度で白いベールがかかり、初夏のさわやかさをはらんだ風が吹きつけています。

 

富士見櫓跡からの眺め

 

駐車場に車を停め、二ノ丸茶屋で御城印を買い求めます。二之丸跡の芝生ではレジャーシートを広げたりテントを張ったりして、快晴の一日をみな気持ちよさそうに過ごしています。

清水門は復元工事中のため、高い石垣を乗り越えるために組まれた簡易階段を上って帯曲輪門跡に降り立ちます。桜之門跡を歩いて本丸跡に出ると、ここが母の写真の場所でした。天守かなと思うくらい堂々とした三重櫓。私は角度を変え距離を変えて何枚もの写真を撮りました。

 

三重櫓と前御門

 

早くも脚が疲れてきた親父を鼓舞して最後の階段を上り、三重櫓の中を見学します。階上への細く急な階段、当時私と母は上っていったのですが、親父は脚が疲れたのか怖いのか、

「俺はいいよ」とベンチに座り込んでいました。

 

母との想い出を語り合った、素敵な空の広がる一日でした。

 

桜之門跡

 

日本百名城 34/100

白河小峰城