竹田城を訪れる | 日本の4つの端を歩いてつなぐ旅 -ON THE ROAD EDGES- 

日本の4つの端を歩いてつなぐ旅 -ON THE ROAD EDGES- 

2024年で15年目。31回の旅で本土最南端の鹿児島県佐多岬から最西端の神崎鼻を経て関門海峡を渡り安芸の宮島、天橋立、石見銀山や木曽路、松島を歩き、本州最後の県青森の八戸駅まで歩きました。

金曜日に有休をとり月曜日に代休をふり当てての四連休、親父と一緒に遠出をしました。金曜日は降りしきる雨の中京都まで移動し、4/4土曜日は「天空の城」竹田城跡を訪れました。

 

 

山城の郷に車を停め、タクシーを拾って「竹田城跡バス停」まで連れて行ってもらいます。山城の郷より先の狭い山道は一般車の乗り入れが禁止され、20分程をかけて歩くか、バスもしくはタクシーを利用することになります。バスの場合、万一座れないとおやじの脚への負担が大きいので、タクシーを利用することにしました。下山もいいタイミングで来合わせたタクシーに乗り込み、行きは800円、帰りは竹田の街を経由して山城の郷まで2,600円でした。

 

 

竹田城跡バス停から先は舗装されたゆるい登り道。ふだんは目にとまらない木々や時折咲いているミツバツツジを見ながら、親父のペースにあわせてゆっくりと登っていきます。それでも音を上げ始める親父に、100メートルごとに立つ標識は励みになります。

「親父、あと200メートルだ」ハッパをかける私に、

「もっと上まで車で行けるようにすりゃぁいいのになぁ」ガンバレ親父。

 

 

 

傾斜がゆるやかだったため、まずまず体力を残しながら料金収受棟の建つ竹田城跡入口に到着。大休止ののちに階段を上がっていくと、枯れた色合いの重厚な石垣群が現れてきました。さらに一段上がると、見渡す限り山の頂を無数の石垣が埋め尽くしています。これが竹田城です。北千畳には満開を過ぎた散り際のソメイヨシノ。遥か眼下には竹田の街や高速道路のアーチ橋、「虎臥城大橋」が見渡せます。

 

 

 

石造りの階段をやっとのことで上っていく親父。ありがたいことにベンチが各所にあり、私はたびたび休むよう声をかけます。しかし親父は休み方が下手で、二三分座っただけで「さぁ行くか」と腰を上げようとします。「もっと座ってて」何度諫めたことでしょうか。

 

 

石垣群の中でも天守台はひときわ大きく威厳があります。さらにそこから眺める南千畳につづく石垣はこのお城の一番の見どころ、はるか下界を背景に累々と石が積み上げられています。ひとたび低い雲が立ち込めれば、まさしく「天空の城」となる眺めです。

 

 

タクシーで山城の郷に戻った私は御城印を買い求め、疲れ果てた親父は大好物の缶コーヒーでカロリーを補給していました。

 

日本100名城 24/100

竹田城