12月11日(待降節第3主日) マタイによる福音書11章2~11節
母親が子供の誕生を待つ時、確かに不安を感じますが、その不安にもかかわらず、嬉しい期待に日々を過ごします。
彼女は子供の母親になれるからです。
ベツレヘムに向かうマリアのことを考えてみましょう。
マリアの心には、「いと高き神の子」と呼ばれる御方の母になることを天使から告げられた、非常に深い喜びがありました。
待降節の間、キリスト者としての信仰は私たちを喜びの中に生きさせ、この喜びを表わすようにと招きます。
キリスト者の共同体は喜びと希望の共同体です。
というのも、まもなく神の御子が私たちと共にいてくださることになるからです。