高倉和也の朝令暮改 -27ページ目

高倉和也の朝令暮改

お笑い芸人・高倉和也のブログです。

 「ずっと息子みたいに思ってた」

 映画「アルマゲドン」での、ブルース・ウィリスのクライマックスの台詞である(吹き替えの差もあると思うけれど、だいたいこんな感じの意味だった)。

 うちの父親は、当時この映画を観てかなりはまったようで、酔っ払うとよくこの台詞をマネしていた。

 なのでわが家ではしばらく、

 「ずっと息子みたいに思ってた」

 「いや本当の息子だろ」

 という掛け合いが何度も行われていた。

 たぶん、リハーサルとか台本の読み合わせとかを含めても、うちの父親のほうがブルース・ウィリスよりこの台詞を言っているだろう。

 そのおかげか、ロシアに落下した隕石のニュースを見て、思い出したのも映画「アルマゲドン」のことだった。

 落ちてくる隕石の映像は、まるでSF映画である。

 僕は、どうもこの隕石落下は映画序盤の展開に思えて仕方がない。

 怪しいのは湖のなかに落ちたという隕石の破片だ。かけらが見つかっただけで、落下したと思われる大きな破片は見つかっていないという。

 SF映画なら、この展開の先にあるのは唯一つだ。

 隕石だと思われていたのは、宇宙から飛来した未知の生物なのだ!

 しかも、この湖周辺は放射能汚染が心配される地域だという。

 いよいよ、笑えない展開になってきた。

 地球にやってきた時点では善良な性格だったこの生物だが、今頃放射能によって突然変異を起こしているに違いない。

 いや、しかし事件の現場はロシアだ。放射能よりも恐ろしいものがある。

 ウォッカだ。ロシア人のガソリンである。比喩表現だけでなく、ロシアのウォッカは車に入れるとガソリン代わりになるという。

 もし、この湖の底に、粗悪なウォッカが大量に廃棄されていたとしたら・・・!

 地球にやってきた時点では善良な性格だったこの生物だが、酒を覚えたことで人が変わってしまったのだ。

 以前見たニュースでは、ロシア製ウォッカを寒さで死にかけた象に飲ませたら蘇生したらしい。

 象が生き返るくらいだから、元気な宇宙生物が飲んだらまともな状態ではいられないだろう。

 しかし最も恐ろしいのは、そんなものを常飲しているロシア人だ。

 この理屈だと、とっくの昔に何人か怪獣化していないとおかしい。

 いや、人が怪獣化した姿がロシア人なのか?

 でなきゃ、あんなに大量にウォッカを飲めるわけが・・・

 マズイ。堂々巡りだ。こんなことに思考を奪われている間に、北方領土にウォッカ片手にロシア人がやってくる!

 まずはウォッカでも飲んで落ち着いて・・・な!なぜ!僕の思考にもウォッカが!もういい!オレは人間をやめるぞー!ズキュゥゥゥン!


ではまた。




―――――告知―――――

【窓枠お笑いライブ】

【日時】
2/22(金)
開場:19:30
開演:20:00

【場所】
ライブハウス窓枠
(静岡県浜松市中区板屋町100-10)

【出演】
fuji2
信長マスター
さくらん池田
ぶどう
音速ストリーム 他
(敬称略・順不同)

【料金】
一般1,000円
高校生以下500円
(当日券のみ)



【浜松南 星座館ライブ】

【日時】
2/24(日)
開演:13:00 

【場所】
浜松南 星座館
(浜松市南区米津町579) 

【出演】
fuji2 
音速ストリーム
(敬称略・順不同)
【備考】
入場無料ですが、飲食物のオーダーをお願いするかもしれません。


――――――――――――
 

 
 どのコミュニティにも、まわりにはなじまない人というのがいる。

 そういう人のほとんどは、とてつもなく進歩的で他の人がついていけないか、とんでもなく痛い奴かのどちらかである。

 高校時代のクラスメイトであるKとAは、間違いなく後者の部類であった。

 彼ら二人の自己イメージは「ちょっとワルくて男らしい人気者」である。

 自分をワルくみせるために、彼らは全力をつくす。

 教室に入るときは、不機嫌そうにドアを強めに閉める。

 授業中は、給食の牛乳のストローをタバコのようにくわえている。

 先生のことはためらいなく先公とよぶ。先生のいないところで。

 そんな、間違った方向に青春を全力投球する二人が、ある日ついに激突した。

 きっかけは家庭科の授業中。二人は金の貸し借りでもめていた。

 KがなかなかAに金を返さないらしい。授業中にも関わらずKを糾弾するA。

 Aとしては、貸した金の回収と自分がワルくて強いことをクラスの女子に見せ付けることができる一石二鳥の機会と捉えたのだろう。

 しかし、ワルぶることでは負けていないK。女子の視線を確認した彼は戦闘モードに入る。

 だんだんと声量が上がっていく二人。発言の端々に「ケジメ」「誠意」「人としての道」などの、なんちゃってヤンキーが吐くには痛すぎる台詞が飛び交う。

 それでもなかなか話はまとまらない。業を煮やしたAが、おそらく今思いついたのではない、前々から考えていていつか使おうと思っていたであろう台詞を放った!

 「お前ここで傷害事件起こすぞ!」

 ドヤァァァ!決まった!会心の表情でKを見下ろすA。しかし、Kも負けていない!彼にも背負っているもの(女子の視線)があるのだ!すぐさま怒鳴り返す!

 「おういいよ、裁判で慰謝料もらうからな!」

 ドヤァァァァァァ!アドリブ力ではKが上手か!?しかし、それは強気なのか弱気なのかわからんぞ!?そして、この返答に対して黙り込むA。なんでだよ!

 そのとき僕は、傍観者としてあきれながら事件の行く末を見守っていた。

 そんな僕にも、クラスの視線が刺さってくる。

 なぜなら、この事件の発生場所は僕の隣の席だからだ。

 やめて、僕を見ないで!僕は二人とは関係ない!そう心の中で叫んでも時すでに遅し。

 このように、まわりとなじもうとしないものの近くにいると、思いもよらない被害を被ることがある。

 人も、国家も同じである。わが国の隣は、世界になじまずに核実験を行う痛い国なのだ。

 それにしても、地下核実験である。驚きだ。

 どこの地下室でやったのだろう。日本では、地下室付きの家はなかなか無い。きっと相当な金持ちの家だろう。

 そう考えると、実験が行われたのはきっと金正恩の家だ。金持ちだし、きっと地下室付きの家に住んでいるだろう。間違いない。

 核実験の前の日には、地下室にあるホームシアターとかを片付けたのだろう。散らかっているのをみせるのははずかしい。

 ドアには目張りもしなければなるまい。ガムテをホームセンターに買いに行く。

 導火線を通す穴も、事前に開けておく必要があるだろう。ドアの下のほう、できるだけ目立たないところにキリで穴を開ける。

 なぜなら、カミさんには内緒だからだ。男たちだけの秘密の実験だ。こういう遊びに、女の人はてんで興味を示さない。

 カミさんには、地下室で宴会をすると伝えてある。なんとしても、上の階にいるカミさんに気付かれずに核実験を行うのだ。

 それが、まさか世界に発覚するとは。今頃、金正恩はカミさんにこっぴどく叱られているだろう。

 「もう、何してんのよ!誰が片付けすると思ってるの!」


ではまた。



―――――告知―――――

【窓枠お笑いライブ】

【日時】
2/22(金)
開場:19:30
開演:20:00

【場所】
ライブハウス窓枠
(静岡県浜松市中区板屋町100-10)

【出演】
fuji2
信長マスター
さくらん池田
ぶどう
音速ストリーム 他
(敬称略・順不同)

【料金】
一般1,000円
高校生以下500円
(当日券のみ)


――――――――――――
 どこの誰だかわからない。

 それが、特撮ヒーローの一つの特徴だと思う。

 ほとんどのヒーローは匿名で戦っている。

 「正体はわからないけど助けてくれる人」として、人々に慕われ、尊敬される。

 これがもし、変身前はバイク屋で働いていることがばれてしまうとこうはいかない。

 「自分の店から遠いから今日は手を抜いてるな」とか「うちはあの店と客層競合してるから、悪の組織応援するわ」なんて現実的な問題が出てくる。

 また、ヒーローの側からしても、正体を知られずに活動するメリットがあるだろう。

 例えば、あなたの近所に住んでいる若い男が、コンクリートを粉々に砕くようなキックを放てることを知ったらどう思うだろうか。

 たとえ正義のためとわかっていたとしても、あまりいい気持ちはしないのではないだろうか。

 だからこそヒーローは匿名でなければならないのだが、その場合、気をつけなければならないのは技の練習である。

 完全に匿名で活動しているヒーローが、練習としてコンクリートを砕いているところを近所のおばさんが目撃したらどうなるか。

 すぐに通報されて、警察に捕まってしまう。

 練習は周囲に悟られないように行わなければならないだろう。

 練習場所は室内で、大きな音は立てないこと。技名を叫ぶなんてもってのほかだ。

 怪しまれるので、昼間は普通の仕事をしておくこと。練習は夜中に行う。

 寝不足になるので昼間の仕事の能率は下がるし、練習もそんなにみっちりはできないのでたいして強くなれないだろう。

 しかし、見つかれば通報だ。そんな状況でも敵と戦わなくてはならない。ヒーローは孤独というのはこういうことだったのだ。

 もしかしたら、こういう孤独に耐えられなくなった匿名のヒーローが、おおっぴらに活動している姿が怪人と言われる者たちなのかもしれない。

 周囲からは悪者と言われるが、本人は正義のつもりで活動しているのだ。

 パソコン遠隔操作事件で捕まった男も、自分が行っていることは正義の行為だと思っていたのかもしれない。

 犯人の掲示板への書き込みは匿名化ソフトが使われ、発信元がわからないようになっていたという。

 よくサスペンス物で

「海外のサーバーを経由しているので発信源がわからない」

 という台詞があるが、その状況を作り出すソフトだということだ。

 実は、大きな声では言えないのだが、僕もこのソフトを使っている。

 何を隠そうこのブログも、海外サーバーを経由して書いている。

 これまでに書いたブログで、たまに漢字が間違っていたり文章がおかしいことがあったかもしれないが、それは海外サーバーを経由しているからだ。

 僕が日本語で書いた文章が、海外サーバーに行ったときに外国語になって、日本に戻ってくる時にまた日本語に翻訳しなおす。

 そのときに、海外サーバーか日本サーバーの翻訳担当の人がミスをしているのだ。文句はその人に言ってくれ。

 また、普通にインターネットを利用するときもこのソフトを使い、海外サーバーを経由している。

 特に利用するのはアダルトサイトだ。

 やはり、海外サーバー経由で洋モノを観ると臨場感が違う。

 親切なサイトだと、アクセスするだけで勝手に海外のサーバーに接続してくれるところもある。しかも、電源を切っても次につけるときには同じサイトを表示してくれる。ありがたい。

 このように、海外サーバーの利用に関してはだいぶなれている僕だが、不測の事態への準備は怠っていない。

 海外サーバー経由でネットを利用する時には、手元に常にパスポートと外国のお金を置いてある。

 まずいと思ったらすぐに画面にパスポートをかざし、DVDドライブに紙幣を挿入するのだ。



ではまた。



―――――告知―――――

【窓枠お笑いライブ】

【日時】
2/22(金)
開場:19:30
開演:20:00

【場所】
ライブハウス窓枠
(静岡県浜松市中区板屋町100-10)

【出演】
fuji2
信長マスター
さくらん池田
ぶどう
音速ストリーム 他
(敬称略・順不同)

【料金】
一般1,000円
高校生以下500円
(当日券のみ)


――――――――――――
 車が好きな人のなかには、そのエンジン音にこだわりがある人が多いという。

 また、バイクが好きな人には、エンジンから伝わる振動が心地よいという人もいるらしい。

 ならば、バイク好き、車好きの人ならば、わが家のデスクトップパソコンもきっと気に入ってもらえるだろう。

 なぜなら、わが家のパソコンからは駆動音も振動も感じられるからだ。

 何年か前から、うちのデスクトップパソコンは爆音を鳴らし始めた。

 最初は原付くらいのかわいい音だったのだが、数ヶ月もしないうちにエンジンをF1仕様に交換したようだ。とんでもないモンスターマシンである。

 時速300キロをたたき出すデスクトップからは、謎の振動も発生している。これが、どこがどうなって震えているのかわからない。

 特に、容量の大きなデータをダウンロードしようとすると途端にブルブル震えだす。

「落ち着け、ビビるな!お前ならできる!」
 
 思わず応援してしまう僕。爆音を鳴らすくせに心は震えちゃうほど弱いセンチメンタルなお年頃。確かに、購入してから10年ちょいなので今は思春期である。

 しかし、パソコンで10年となると本来は寿命ギリギリのところだ。最近はワードソフトで文字を一文字入力するのにも10秒ほどかかる。おじいちゃんなのだ。

 思春期と老年期が共存するわが家のパソコン。唯一安心できるのは、まともにネットを表示できないおかげで、ウイルス感染の心配はほぼないこと。

 ニュースになった遠隔操作ウイルスも然り。もし仮に感染していたとしても、書き込みが掲示板に反映されるのを待っている間に犯人は捕まったはずだ。

 そう思っているところに、犯人逮捕のニュースである。

 そもそもこの犯人、最初の頃にくらべてかなりやることが大胆になっていた。もう少し泳がせておけば、そのうちネコではなく自分に首輪をつけて探させただろう。

 逮捕された男はネコカフェに通うほどのネコ好きだという。

 証拠付の首輪をつける対象にネコを選んだは、本人の嗜好によるものだったのだろう。

 なんにせよ、犯人がネコ好きでよかった。

 これがもし鳥が好きな奴だったら、見つけることは不可能だっただろう。

 渡り鳥なら証拠はシベリア行きだ。とんでもない広域捜査である。

 いや、鳥ならまだいい。犯人がライオン好きな男だったなら、証拠を取り付ける前に襲われてしまい、事件が迷宮入りするところだった。

 一番まずいのは犯人がカレー好きだった場合だ。大事な証拠のSDカードが煮込まれてしまう。

 ドライカレーならまだセーフか?いや、そういう問題でもない。

 

ではまた。



―――――告知―――――

【窓枠お笑いライブ】

【日時】
2/22(金)
開場:19:30
開演:20:00

【場所】
ライブハウス窓枠
(静岡県浜松市中区板屋町100-10)

【出演】
fuji2
信長マスター
さくらん池田
ぶどう
音速ストリーム 他
(敬称略・順不同)

【料金】
一般1,000円
高校生以下500円
(当日券のみ)


――――――――――――
 コンビニの駐車場で寝たことがあるだろうか?

 あそこは風通しが良くて、夏場の酔った身体で横たわるとアスファルトが冷たく心地よい。

 友人がついていてくれなければ、そこで朝を迎えていただろう。

 お察しのとおり、僕は酒が好きである。

 そのくせ、弱い。缶ビール二本くらいでかなりベロベロに酔う。

 しかし、そこからが長い。だいぶ酔ってるのにまだ飲む。

 なぜなら僕は、酔えば酔うほど強くはならずにさらに飲みたくなるという、極めて平和的な酔拳の使い手なのだ。

 この流派の酔拳は、暴力は引き起こさないが人間関係に遺恨を残すという恐ろしい拳法だ。

 この拳法を使って、僕は今までに何回も再起不能なまでのダメージを与えた。被害者は自分自身だ。

 もういい加減この拳法は封印したいので、最近は家での鍛錬(晩酌)をしていない。そのおかげか、酔拳が暴発するような悲惨な事態は前より減った。肝臓が健康になったのかもしれない。

 聞いた話では、ロシア人は体質的にかなり肝臓が強い。そのためか、少し前までビールは酒として売られておらず、仕事中でもガンガン飲んでいたとか。

 先日、領空侵犯をしたロシアの戦闘機パイロットも、酒を飲んでこの平和的酔拳を発動していたと思いたい。

 ただ、やはり政治的意図はあるようで、領空侵犯が行われた7日は「北方領土の日」にあたり、ロシア側が挑発行為を行った可能性があるという。

 しかし、このような挑発行為にのってこちらから仕掛けてしまえば、それはロシアの思うつぼだろう。

 おそらく日本政府は挑発にのることはなく、この行為を冷静に受け止めるはずだ。

 それは、懸命な判断だと僕は思うし、政府の意向に賛成だ。

 なので、僕も政府の意向をくみとって、今後ロシア人に挑発されてもいっさいのらないことにする。

 そりゃあ、10代の頃は僕も血の気が多かったので、挑発されればすぐにグラップラースタイル。

 そこが街中だろうがどこだろうが関係ない。全力でグラウンドでの攻防に持ち込む。

 いざケンカをしようというとき、素人はいきなり殴りかかるところだが、僕クラスになると「何見てんだコラ!」と怒鳴りながら地面に仰向けに寝転ぶ。

 現役時代の高田延彦も使った戦法だ。相手は予想外の行動に驚いて立ち去ろうとする。

 しかし、ここからが僕の本骨頂だ。僕はこの姿勢のままでも100メートルを10秒台で移動できる。むしろ、普通に走るよりこっちのほうが速い。

 相手がいくらその場を立ち去ろうとしても、すぐに先回りをしてひたすら寝技に誘い続ける。イオンの中まで誘いにいったこともあった。

 そうこうしているうちに、相手は必ず寝技を仕掛けてくる。いまだに不思議なのだが、この戦法なら100パーセント寝技に持ち込めるのだ。

 ただ、寝技を仕掛けてくるときの相手は皆一様に困ったような顔をしている。

 とにかく、そうなればこっちのものだ。

 寝技に持ち込もうと相手が馬乗りになった時がチャンス。

 隠し持っていた鈍器でぶん殴るのだ。

 この戦法で、僕は、負けたことがない。


ではまた。



―――――告知―――――

【窓枠お笑いライブ】

【日時】
2/22(金)
開場:19:30
開演:20:00

【場所】
ライブハウス窓枠
(静岡県浜松市中区板屋町100-10)

【出演】
fuji2
信長マスター
さくらん池田
ぶどう
音速ストリーム 他
(敬称略・順不同)

【料金】
一般1,000円
高校生以下500円
(当日券のみ)


――――――――――――