妄想料理レシピ グリルチキンサンド | 高倉和也の朝令暮改

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説明

妄想料理レシピとは、普段の生活では作れない料理をどう作るか妄想する遊びです。

普通ならとても買えない食材、かけられない手間、見たこともない調理器具。

頭の中でそれらをいくらでも使って、空論でしかないレシピを書いてみます。

 

今回妄想したのは、グリルチキンサンド。

なんの制約もないわりには妙に現実的な内容の、僕の想像力の限界を感じるレシピです。

材料

食パン…二枚
鶏むね肉…一枚
トマト…輪切り二切れ
レタス…一枚
玉ねぎ…1/4個
スライスチーズ…二枚
 
オリーブオイル…適量
ニンニク…一片
乾燥バジル…適量
塩・胡椒…適量
 
マヨネーズ…適量
粒マスタード…適量
 
作り方
 
1.鶏むね肉の下ごしらえ
鶏むね肉を観音開きし、肉たたきで薄くのばす。
余分な水分と臭みを取るため、全体に少し強めに塩を振り、ジップロック等に入れ冷蔵庫で二時間ほど寝かせる。
十分に寝かせたらむね肉を水洗いし、余分な塩分を落とす。その後キッチンペーパーで水分を取り除く。
ジップロックにむね肉、すりおろしたニンニク、オリーブオイル、乾燥バジル、塩コショウを入れ、良く揉んでから冷蔵庫で一晩寝かせる。
 
2,野菜の下ごしらえ
玉ねぎはスライサーで薄く切り水にさらす。
トマトは輪切りにしてキッチンペーパーで水分を取る。
レタスはちぎったりせずそのまま。水につけておいてパリッとさせる。
 
3,色々焼く
グリルでむね肉を焼く。
フライパンにオリーブオイルを入れ、トマトを焦げ目がつくまで焼く。
食パンを焼く。
 
4,仕上げ
食パンにマスタードとマヨネーズを混ぜたものを塗り、チーズを一枚ずつ乗せる。
焼いたむね肉、トマト、玉ねぎ、レタスを挟む。
上から体重をかけて良い感じに押しつぶす。
包丁で二つに切り分けたら完成。
 
味の感想(妄想)
 
パサパサしがちな鳥のむね肉ですが、焼く前にしっかり叩いてオイルに漬け込むことで、その食感を緩和しています。
トーストサンドは口の中の水分を全部持っていかれがちですが、マヨネーズ・マスタードの酸味、生玉ねぎの辛みが刺激になるのでそこまで気になりません。
トマトを焼いておくことで青臭さを緩和し、熱が入ることでうまみが増しています。
全体として、むね肉のあっさりしたうまさをベースにトマトのうまみがプラスされ、一口目は酸味と辛みのさわやかな味、シャキシャキした野菜の食感を楽しみつつ、後半になるとチーズの濃厚な後味が効いてくるような設計になっています。
あえて個性の弱いむね肉を使うことで、ほかの食材の個性を引き立たせる狙いもあります。
 
たぶんうまいよ。