ゴジラ怪獣ここが好き ぼくがかんがえたさいきょうのメカゴジラ編 | 高倉和也の朝令暮改

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まだやるんかい

一か月以上続いた欲望のままのメカゴジラ編。

前回で終わりにする予定だったが、一応今回は番外編ということで。

今までのメカゴジラ達から好きなところだけを集めて、勝手に妄想の最強メカゴジラを考えてみた。

 

ちなみに僕はこういう好きなものを組み合わせる的なことが結構好きだ。

料理でも、ラーメンにチーズを足してみたり、カレーに好きな揚げ物を二つ三つ乗せてみたり。

なんなら、そのカレーには牛豚鳥とメジャーな肉が全部入っていたりする。

今回の記事もそれと同じ。

くどくてしつこい内容だということだ。

 

これが、30過ぎの男が考えた妄想メカゴジラだ!

全高:110メートル

重量:17万トン(バックパック・装甲分離時は14万トン)

飛行速度:マッハ5(バックパック・装甲分離時はマッハ1)

動力:生体転用式原子力発電機

 

開発経緯

ゴジラ抹殺を目的に開発された決戦兵器。

元々は、過去の迎撃作戦において全体積の60%近くを失いながらも、なおも身体を再生しようとするゴジラを封じ込める拘束具として開発が開始された。

ゴジラの心臓部である生体原子炉から発せられるエネルギーを逃がす研究の過程において、発生した熱エネルギーを電力に転換する技術を副産物的に獲得。

さらに、発掘された超古代文明の巨大戦闘兵器の技術を転用することが可能になったことで、戦闘用二足歩行兵器として再開発された。

 

機体設定

メカゴジラは、攻撃により負傷し自立移動が不可能になったゴジラをメインフレーム及び動力源として使用している。

表皮のすべてとほとんどの筋肉組織を失い、骨格と内蔵周辺の筋膜および心臓部周辺の循環器だけが残ったゴジラだが、驚異的な生命力により約五十年で行動可能なまでに身体を再生することが判明。

このダメージを与えた兵器は使用と同時に破損、再建が不可能であったため、その場しのぎに抗核エネルギーバクテリアで生命活動を抑制。

残った体組織を金属でコーティングし再生を妨げ、心臓部である生体原子炉から発生する熱及び放射線を遮断するためシェルター内に格納された。

高温を発生する生体原子炉を水冷方式で冷却する中で、ゴジラの心臓を利用した発電技術を確立。

よって、メカゴジラは体内の生体原子炉により長期間無補給で駆動することが可能である。

ただし、攻撃兵器に使用される電力は発電システムではなくそれぞれに対応したバッテリーから供給される。

緊急時に生体原子炉から各武装に電力を供給することはできるが、メカゴジラ本体の駆動力は落ちる。

生体原子炉内に放射性物質を投入することで電力が供給されるが、同時に新陳代謝も促進されるため、出撃のたび少しずつ元のゴジラに近づいていくことになる。

 

装備した兵器の多くは現代技術によるものだが、背中に装備されたバックパックは発掘された超古代文明の技術を転用したもの。

発掘されたのは大型の直立二足歩行型戦闘兵器であったが、ほとんどの技術の解析は不可能。

破損した部分やかさばるフレーム部分を取り除いたうえで組みなおすことで、作動原理は不明のままバックパックとして転用している。

 

装備

メガバスター

口腔内に装備した光線兵器。

ゴジラの熱線に匹敵する威力。

 

アブソリュート・ゼロ

胸部に装備した絶対零度砲。

相手を凍結し分子レベルで崩壊させる。

消費電力が大きく他の装備よりも大容量のバッテリーが使用されているが、それをもってしても使用できるのは一発だけ。

 

スパイラルクロウ

右手に装備した近接格闘兵器。

手の指が纏まり変形することで使用する。

ドリルのように回転しゴジラの皮膚をえぐる。

 

粒子拡散式プラズマグレネイド

左手に装備した攻防一体兵器。

両肩と腰の左右にある磁場発生装置によりコントロールする。

左前腕から耐熱金属の細かな粒子を放出し、磁力により任意の位置に壁状に固定。

ゴジラの熱線を受け止めるとともに粒子に熱エネルギーを蓄積する。

その後粒子を球状に急速に圧縮し、圧力によりさらにプラズマ状にまで加熱された状態で発射する。

 

バックパック

四連装小型ミサイル砲一対、ビーム砲一対、ジェット噴射による飛行装置が一体化している。

未知の技術によるミサイル供給装置により、無尽蔵のミサイル攻撃が可能。

ビーム砲からはプリズム状の光線が発射される。

飛行装置の稼働原理も不明であり、内蔵された動力源すら解析ができていない。

完全に独立した動力システムにより稼働しており、ミサイルの原料となる金属以外一切の補給を必要としない。

また、状況に応じて本体から分離し自律機動兵器としても運用可能で、再合体もできる。

超古代文明の兵器から必要な部分のみを分離して作られており、本来はミサイル砲は腕に、ビーム砲は目に、飛行装置は足の裏に装着されていた。

 

装甲

耐熱合金による装甲が全身に装着され、内部のゴジラの身体を覆っている。

また、脛・肩・肘・腰には侍の着る甲冑のように追加装甲がある。

この装甲は超古代兵器から切り出されたものであり、現代技術最高レベルの強度である耐熱合金を凌ぐ強度がある。

必要に応じて追加装甲は強制排除することが可能で、重量が減ることで機動力が高まる。

 

ジェット推進装置

ふくらはぎと背中にジェット推進による飛行装置を装備。

ふくらはぎの装置は内蔵されており、使用時には装甲を開き内部から展開して使用する。

 

デザイン

本体のデザインはほぼ機龍と同じ。

これね。

長い尻尾もカッコいい顔も、アブソリュート・ゼロがある胸も同じ感じ。

 

追加装甲は、昭和メカゴジラの体表のイメージ。

この、腿とか脛、胴体あたりの装甲を切り出して侍風に装着。

 

背中のバックパックは、基本的なシルエットはガルーダ。

でもこんなに丸みのあるデザインではなくて、昭和メカゴジラ風に角ばった形に。

砲門は全部で四本になるので、画像のガルーダの砲門の上にミサイル砲を追加する感じ。

ミサイル砲のデザインはまんま昭和メカゴジラの腕だ。

前腕から先が砲塔になってついているような。

ちなみに、ミサイルを撃つときはもちろん手首が回る。

全然違う技術で作られているという設定なので、本体とは全然違う雰囲気のデザインになる。

 

解説

どうだ。

 

これが、30過ぎの男性の本気の妄想だ。

一応、ちょっと捕捉していきたいところを追加で書いておく。

 

まず、これまでのメカゴジラの技術のバックボーンはそれぞれ宇宙人、未来人、現代技術となっている。

宇宙と未来がもうあるなら、残っているのは古代文明くらいだろう。

なので、この妄想メカゴジラは超古代文明由来の技術が使われていることにした。

すべての技術が古代由来では面白くないかと思ったので、ブラックボックスにして原理は不明。

外付けの兵器として運用する感じにしてみた。

 

この「超古代文明の巨大兵器」は、もちろん昭和メカゴジラのことだ。

実は古代人がゴジラと大昔に戦ったけど負けてしまい、その時に使ったのが昭和メカゴジラと同型のものという設定。

その後、生き残った古代人は宇宙に逃げ、それがのちのブラックホール第三惑星人なのだ!ということだ。

昭和メカゴジラの無茶な設定の武器がどうしても使いたかったので、こういう設定で無理矢理組み込んでみた。

 

アブソリュート・ゼロとプラズマグレネイドは両方入れたかったのだが、装備する場所が結構近くになるのでどうしようか迷ったところ。

アニメ版のメカゴジラでナノメタルを使った熱線防御方法が出てきていたので、そこから考えてこんな感じに落ち着いた。

 

機龍のように中にはゴジラの身体がある、という設定がカッコいいので使ったのだが、そのまま骨が入っているのでは全く同じなのですこし変えてみた。

装甲ではなく拘束具というのはエヴァのパクリだし、骨に金属をコーティングするのはXメンのウルヴァリンのパクリだ。

いや、どっちも大好きだからつい全部乗せしたくて。

いやでも、動力源がゴジラの心臓とか、良くない?

闘ってるとだんだんゴジラに近づいちゃうとかさあ、良いでしょ?

映画のラストは過剰にエネルギーを供給されて、一気に身体を再生したゴジラが装甲を破ってメカゴジラの中から出てくるわけよ。

これよ。

 

心残りなのは、Gクラッシャーのようなワイヤー兵器と、メーサー兵器を入れることができなかったことだ。

冷静に考えると、ここからさらに追加で装備を増やすのはスペースの問題で現実的ではないと思ったのだ。

いい歳してこんな文章を書いている時点でもう冷静ではないし現実も見られていないのだが、こういう細かいところが妄想には大事なのだ。

 

賢者タイム

ふぅ。

いやあ、振り返ると結構な文章量になってしまった。

全部読む人がいるのか?

多分いないだろう。

それはそれとして、次に劇場で新しいメカゴジラが観られるのはいつだろう。

どんなメカゴジラが出てくるか引き続き妄想しつつ、ゆっくり待ちたいと思う。

 

いやあ、楽しかった。