プチサスペンス・夏のストーカー | おばあちゃんになった、わんこさんのおはなし。                    ~高齢柴犬の闘病・介護記録~

おばあちゃんになった、わんこさんのおはなし。                    ~高齢柴犬の闘病・介護記録~

ハイシニア柴犬介護記録です。
1年3カ月の闘病期間を含め、いつでも家族みんなで笑いながら過ごした、柴犬「わんこさん」との16年と8カ月の生活。
悲喜こもごもあったけど、トータルしてとっても幸せだった日々のおはなしです。

犬と一緒に過ごす生活って、いいね。

暑さの中にも、ときおり吹く涼しい風の心地よいここ最近。今日はこれから雨になるそうです。

 

気がつけば、もう6月。お天気がいい日にはもう夏を思わせる暑さが。先月の週末、これからの長い長い夏のはじまりが予感させられるような日に、わんこさんの霊園の法要に行ってきました。家族揃って、もちろんミニわんこさんもテーブルにのせて、たまのカジュアルフレンチのお昼ご飯を食べたあと、「わんこさんを送ったあの日は冬だったのに、今日はもうカーエアコンの冷房が必要だね」などと車内で平和に会話しながら。

 

霊園は、自然あふれる、と言えば聞こえがいいのですが、すぐ近くに里山が広がり、法要の行われる慰霊塔の前の広場の脇にも木々が生い茂り、小川が流れています。この季節、木々の葉っぱが我先にと日光を求めて伸びてきていて「鬱蒼と茂った」という表現がぴったり。

 

お坊さんの読経の中、順番にお焼香をする人波は、いつもと同じように3列にひしめき合い、ちょっとした混雑。その中で、はじめは気のせいかと思いました。こんな時の彼らは気配を完全に消していますから。けれど、スカートの足にさりげなく、しかし執拗に触れる違和感は、やはり気のせいではなく。暑いからってスカートにサンダルの薄着で来たのは、間違いだったと後悔しても、もう遅い。こんな場合、ちょっと身をよじった程度の抵抗には全く動じないのも、いつものこと。卑怯なくせにまったく無遠慮で勝手極まりない、腹立たしい行為。

場所は静まりかえった厳粛な法要中。こんな時、あなたなら、どうしますか?

 

 

…って、思わせぶりな煽り気味の書き方をしてみましたが、決して迷惑行為防止条例では取り締まることのできない、奴らの話なんです。

そう、侮っていると刺されてしまう、夏のストーカー。蚊です。今季早くももう、出てきていました。そして奴らは、おそらく近くにいた学生さんに照準を定めたようでした。私はどこも刺されてはいません。コソコソ忍び寄る卑怯な手口も、若い子が好きっていう嗜好も、彼らは本当によく似通っていて、憎らしいんです。

 

そういえばわんちゃんたちは、フィラリア予防薬の季節ですね。お庭時代のわんこさんにも、蚊が群がっていました。かわいそうに思って殺虫剤を撒くと、必ずくしゃみを連発したわんこさん。犬小屋の中にペット用の電子蚊取り器具を設置したら、わんこさんはそんなのあっという間にボロボロにしてしまった。もう通電するのをためらうほどの破壊力でした。虫を焼き落とす誘蛾灯みたいなのも吊るしたけれど、バチンバチンと恐ろしい音が響き、直後にたんぱく質が焦げる特有の匂いがするのに慣れる前に、台風の日に何かの衝撃で壊れて使えなくなっちゃった。蚊の嫌がる音波を発生させるというキーホルダーみたいなのはキンキンした高音を出し続け、音を嫌がるわんこさんがフテて、メンチ切ったヤンキーみたいな顔で音の発生源であるキーホルダーを睨みつけただけで効果は何も実感できず、後日その商品は眉唾物だったとニュース報道されていた、というオチ付き。

「フィラリアのお薬さえ飲んでいれば、蚊に刺されても犬はかゆみを感じない。」そう聞いていたけれど、わんこさんは蚊に刺されたら明らかに痒がっていた。アレルギーを発症するずっと前から、患部を甘噛みしている姿を何度も見かけたっけ。

 

あらら、話がそれてしまいました。

お坊さんのお話は、にわかに降ってきた小雨のため極力短く。ミニわんこさんはハンカチに包み雨に濡らさずに、無事に帰宅しました。次回の法要には、虫よけスプレーを忘れないようにしないとね。

 

ワンコちゃんたちも飼い主様も、虫刺されには十分ご注意くださいませ。

 

            
                  人気ブログランキングへ