17回目のお誕生日 | おばあちゃんになった、わんこさんのおはなし。                    ~高齢柴犬の闘病・介護記録~

おばあちゃんになった、わんこさんのおはなし。                    ~高齢柴犬の闘病・介護記録~

ハイシニア柴犬介護記録です。
1年3カ月の闘病期間を含め、いつでも家族みんなで笑いながら過ごした、柴犬「わんこさん」との16年と8カ月の生活。
悲喜こもごもあったけど、トータルしてとっても幸せだった日々のおはなしです。

犬と一緒に過ごす生活って、いいね。

本日はわんこさんの眠る霊園へ。4月の月例法要の日でした。

桜が植えられている霊園、咲いたらきれいだろうなと思っていたのですが、先月の法要は私の体調が悪く参加できなかったので、桜の霊園の風景は、来年までおあずけですね。私の住んでいる場所に比べ冬の寒さは厳しかった霊園には、今日もまだかろうじて散り残りの花びらが数枚、枝先に残っていました。


法要が行われる前に、ゆっくりとお参りを済ませ。わんこさんの眠る慰霊碑を見上げ、もう知っているだろうけれど、間もなくおはなしの完結することを心の中でわんこさんに語りかけました。

もう、私はわんこさんが隣にいなくても大丈夫。心配しなくてもいいんだよ。


そして帰り道に、以前にも寄った霊園の近くのお菓子屋さんで、買ったのは小さなホールのチーズケーキ。生きていれば17歳を迎えるわんこさんのお誕生祝いです。

やっぱりお誕生日のお祝いごとはホールケーキにこだわってしまう、それが我が家の習わしです。ホールケーキの台紙を見れば、わんこさんのことを思い出してしまうのは避けられないけれど。明日、切り分けることにしましょう。


わんこさんの新たな人生の幕開けを願って、我が家からの旅立ちを応援する、その門出を祝うため。

今夜は献杯。そして、明日に備えましょう。


            
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