お知らせが2つあります。

①布川事件国家賠償請求訴訟の最後の裁判所前要請行動があります。(1/24東京地裁前、13時~)
この番組の出演者の1人、布川事件の冤罪被害者、桜井昌司さんの布川事件国家賠償請求訴訟も4/10(水)に判決が出る予定です。(日程変更の可能性もあり、分かり次第告知いたします。)桜井さんは無実の罪で29年間もの獄中生活を余儀なくされましたが、日本では、彼に殺人犯の汚名を着せた(証拠をでっち上げた)警察官・検察官を裁くことができません。個人に責任を取らせることができないのです。そこで、国と(布川事件を捜査した警察がある)茨城県を相手取って賠償責任を問う訴訟を起こしているわけです。1/24(木)は桜井さんの最後の裁判所前要請行動。裁判所の前で正当な判決を出すよう要望する抗議活動と言えば良いでしょうか。12:45に東京地裁前に集合です。お時間のある方は是非応援にいらして下さい。
http://enzaibusters.seesaa.net/article/456540638.html

②国立循環器センター官製談合事件の控訴審があります。(1/24大阪高裁201号法廷、14-15時)
同日、大阪でも重要な裁判が行われます。この番組にもご出演していただいた国立循環器センター官製談合事件(通称、国循サザン事件)の
冤罪被害者、桑田成規基さんの無実を晴らす控訴審がいよいよ開始されます。日時は1/24(木)14時-15時、場所は大阪高裁201号法廷です。お時間のある方は是非、応援にお越しください。

桑田さんを冤罪被害者にしたのは悪名高き大阪地検。当時、厚労省局長であった村井厚子さんを冤罪被害者にした大阪地検特捜部主任検事証拠改ざん事件をでっち上げた大阪地検、佐川元理財局長ら公文書改竄に関わった38人を不起訴とした大阪地検、籠池夫妻を10ヶ月以上拘留した大阪地検が立件した冤罪です。
桑田さんは「一般競争入札において,発注者は,《最低限の仕様のみ》を記載しなくてはならない、という常識外れの馬鹿げた主張を繰り返す検察を許すことは絶対にできません。第1審では裁判所も入札の実務や実態について素人同然であり、検察の主張を追認した第1審裁判体も結局は《同じ穴の狢》でした。私は自分が体験した馬鹿げた悲劇を繰り返したくはない、と心から願っています」と言っています。

普通に仕事をしていたら、医療機関の入札制度の仕組みも知らない大阪地検がやってきて、一般人を犯罪者をでっち上げる、手柄を上げることを焦っているとしか思えない言いがかりをつける、こんなことが許されていいんでしょうか。不当な捜査を正当化するために証拠をでっち上げる大阪地検を許すことはできません。我々の税金をこんなことに使っている機関を許していて良いんでしょうか。

権力を持っている者が、不当な操作や取り調べで無実の人をつるし上げるようなことがあって良いはずがありません。日本の司法制度が「中世並み」と言われている由縁です。ご興味を持たれた方は是非、世直しにご参加ください。