おタマゴ様割らずに登る山で食べたもの | 温泉マンもっちいの湯と山話

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山奥の秘湯、マニアックな温泉が大好きな温泉マンもっちいと申します。登山と温泉、ご当地グルメ、珍スポットを愛する旅のブログです。関西を中心に日本各地の魅力的な山と温泉を巡ります。日本じゅうの歩いて行く秘湯を入り尽くすのが目標です。

 
 快晴の空。三重県の鈴鹿山脈を見ると、赤い鳥居が目立っています。
 「このたい焼きは日本一たい!」と社長さんが博多弁でおっしゃったのが由来とは本当でしょうか。

「〇〇でんねん」と言う関西人は会ったことがありません。九州の方、「〇〇たい」と言うのでしょうか?

 

 
 前から参拝したいと思っていた椿大神社。松下幸之助氏が松下幸之助社や、茶室と庭園を寄進されたエピソードや入道ヶ岳への登山口ということもあって、気になってました。
 
 
 カエルや鯉。手を清めてから、お参りします。
 
 
 初詣、成人式等が重なり、人が多くて、写真は遠慮しましたが、ご祈祷の太鼓が鳴り響くなか、しっかり手を合わせてきました。厳かです。
 天気がいいので、入道が岳への登山者が多いですが、私が登るのは他の山なので移動します。ちょっとコースタイムが長いのと雪があるのとで、他に行きます。
 
 たまたま見かけた平飼い有精卵の里。
 
 
 
 有精卵、珍しいですよね。閃きました。
 
 
 良いエサを食べて、運動した鶏が生んだタマゴは美味しいに決まっていますね。今、写真を見て、くんたま、買えば良かったです。
 
 
 母にお土産、ひよこせんべい。
 
 
 ほんのり甘いせんべい。素朴な味で、チチボウロを美味しくした感じ。
 
 
 シンプルな原材料です。
 
 
 トイレを借りるために、湯の山温泉駅に寄りました。きれいな新築トイレ。ありがとうございます。
 
 
 ちょうど1時間に2本の電車が来ました。もう15年くらい前、片岡温泉が古かった頃、電車で来たことがありますが、その頃は1時間に3本だった気がします。減りましたね。
 
 
 さあ、このおタマゴ様を割らずに登りますよ。工夫してみました。2個しか買いませんでした。たくさん買って割ったら大惨事です。
 
 
 ここが登山口。
 目指す山は、菰野富士。
 これから、〇〇富士と付く、各地のご当地の山を登って行こうというおもしろい計画です。
 
 
 整備されまくっている登山口からスタート。
 コースタイムが短そうな予感ですが、40リットルのザックに、水筒2本、2リットルペットボトルⅠ本、食料、調理器具、レインウェアに着替え、タオル、ヘッドライトまでフル装備。
 さすがにアイゼンは置いてきました。
 
 
 真新しい標識がある理由は後にわかりました。
 
 
 樹林帯を登ります。
 
 
 登り始めて10分くらいで、なんと8合目。車のホイールの廃品利用ですね。
 
 
 わずか15分くらいで、山頂に到着。拍子抜けする近さ。ゆっくり歩いたのにあらかじめ調べたコースタイムより妙に短いです。

 標高369メートル。おにぎりのような形の山です。
 菰野富士。こういうおにぎりのような独立峰で、シンボル的な山には、〇〇富士とつく場合が多いですね。こういう各地の〇〇富士を登っていくのも楽しそうですね。三田の有馬富士とか。
 向こうに見えているのは、御在所岳。雪ですねえ。
 
 
 遠くの海がぼんやり霞んでいます。
 
 
 展望が素晴らしい山です。
 
 
 ランチです。これがあるから、ものものしい荷物でした(笑)
 
 
 九州のお土産でいただいたものです。このうまかっちゃん、九州限定?
 
 
 そして、ちゃんと割ることなく持って上がれたおタマゴ様。有精卵なので、温めるとヒヨコが生まれるはず。
 
 
 うまかっちゃんに、2個投入。贅沢ー(笑)
 
 
 絶妙に半熟に仕上げましたよ。だから、麺は柔らかめです。いただきまーす。
 
 
 うまかっちゃん、生まれて初めて食べましたが、めちゃくちゃ美味しかったです。
 美味しくてもちろん、汁は全飲み。卵は2個ともとろとろ仕上がりで、めちゃくちゃ美味しかったです。
 
 続いて、地鶏のレトルトカレー。これは家から持参の冷凍おにぎりを先にお湯で溶かして、溶けたタイミングでレトルトカレーを投入。ぐちゃぐちゃに混ぜて、加温します。
 
 
 地獄の釜のようにグツグツと煮えた時点で、いただきます。おにぎりは小さめ2個分なので、ルーが多めになっていい感じ。辛さが、少し白銀亭っぽい時間差があり、後から効く感じでした。地鶏もしっかり入っていて、めちゃくちゃ美味しかったです。
 
 
 ここで、ふと気づくと、私が来た方向ではないゆるめの坂道から山頂へ来る人が多く、他の道が気になりました。
 スマホは圏内でしたが、検索するより話しかけたい派なので、トレランのお兄さんに聞いてみると、私が来た道は、ごく最近に開通した新しい道で、急坂で直登するルートになっていて、昔からの道が別の駐車場からゆるめの坂道が伸びているみたいです。
 
 
 もうひとつの道から下山。緩やかですね。そして、よく整備されています。
 
 
 東海自然歩道と重なって下山。東海自然歩道は、箕面から勝尾寺、曽爾あたりを歩いたことがあるのですが、整備されていますし、これをずんずん行くのも楽しそうですね。
 
 
 遠回りの緩やかルートで、小さな駐車場に降り、そこから車道を少し下ると、元の駐車場に戻れました。この道のりで25分くらい。
 もっと歩きたいくらいのかなり楽々な登山でしたが、うまかっちゃんとカレーがめちゃくちゃ美味しかったので、大満足でした。
 全く疲れませんが、それでも温泉には入りたいので、移動します。さて、私はどこの温泉へ向かうのでしょうか?