春休みのもっちい登山部2 全裸お散歩編 | 温泉マンもっちいの湯と山話

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山奥の秘湯、マニアックな温泉が大好きな温泉マンもっちいと申します。登山と温泉、ご当地グルメ、珍スポットを愛する旅のブログです。関西を中心に日本各地の魅力的な山と温泉を巡ります。日本じゅうの歩いて行く秘湯を入り尽くすのが目標です。

 御在所岳の山頂広場は、とても居心地が良かったのですが、そろそろ下山しないといけません。

 裏道ルートの八合目から上は雪がかなりあり、下りはアイゼンが必要です。アイゼンはありますが、転倒なく安全に下山するには・・・

 ロープウェイです!

 ロープウェイ好きのMさんは、とても喜んでいます。


 ロープウェイの山頂駅には、おばれ岩の模型があります。



 もっちい『中道登山道は、こんな珍しい岩があるみたいやで。』
 長女『雪のない日やったらいいかもしれんけど。今日は、ロープウェイがいいなあ。』



 ロープウェイからは、中道登山道らしきところが見えます。下山中の登山者の姿も。

 ああ、楽チンで、眺めが良くて、さすが文明の利器です。



 麓の駅にはこんな看板もあります。
 もっちい『みんな、忘れてない?』
 長女『なに?』
 副部長『もしかして・・・』
 もっちい『せや、車や!』
 ここから裏道登山口付近の駐車場までのアスファルトの道の緩い登りが案外、きつかったですね。

 さあ、温泉へ向かいます。

 菰野インターから新名神に入って、鈴鹿パーキングエリアでトイレ休憩。新し過ぎて不思議な形の洗面台を撮影。



 甲賀土山インターから一般道へ。
 長女『あっ、この薬の博物館、中学の遠足で来た!』
 もっちい『なかなかマニアックな遠足やなあ。』 
 いつも通り、副部長は爆睡。Mさんは、音楽に聞き入っています。

 のどかな田園風景の中を走り、到着したのは、モクモク手作りファーム。




 ここの野天もくもくの湯が目的地です。温泉施設と足湯もあります。



 もくもく手作りファームの20周年の時、『あなたの夢をもくもくでかなえます』という企画に、『開店前の温泉に1人で入りたい!』という温泉好き特有の夢で応募したら、なんと採用していただいたんです!温泉の開店30分前から貸し切り状態で入浴させてもらえた思い出があります。

 この日は、平日ではありましたが、春休み期間中ということで大混雑。写真も撮影禁止なので、公式ホームページより。



 ここの魅力は、大きく2つあります。

 1つは、内湯から出てすぐのところにある生源泉露天風呂。緑がかった塩分豊富な温泉は、ぬるめの温度ともあいまって、居心地が抜群です。生ですよ!塩素の香りはあるものの、少しベタつく感じがするくらいの濃厚な塩分があり、鉱物の香りもする源泉です。
 岩にもたれて、ぼーっとする時間がたまらなく贅沢です。
 
 そして、もう1つの魅力が、この源泉露天風呂の前にあるサンダルを履いて、全裸で坂道を登っていくことです。勝手に名付けて、全裸散歩道!

 雑木林の中を登っていくと、まず屋根付の露天風呂があります。

 さらに坂道を登っていくと、頂上に岩風呂があります。これらの風呂は、温泉ではなく沸かし湯です。で、目的は風呂ではなく、全裸で外を歩くことです。

 素っ裸で外を歩いて坂道を上り下りすることの気持ち良さ!非日常的体験!全裸で坂道を上り下りしても、通報されない安心感(笑)

 頂上の岩風呂の縁に腰掛けて、遠くを眺めてぼんやりするのも至福のひとときです。ぼーっとしたいんですよね。


 温泉がなぜ気持ちいいのか?温熱効果、水圧、温泉の成分、広い風呂、眺め、など様々な要因はあると思いますが、全裸で過ごす気持ち良さも温泉効果の1つだと思います。


 ああ、気持ち良かったです。次は夕食です。(続く)