梅干し | 山下由美子の山森(やまもり)ばなし

山下由美子の山森(やまもり)ばなし

生成りの糸を自然材料などで染めて、編み物作品を仕立てるのが大好きな筆者の日常です。
季節になると森に入り、山菜やキノコの料理人になります。

熱川から持ち帰った梅干しを干しました。柔らかい梅干しが好きなので「強制追熟」というやり方で漬けました。でも、表面がデリケートで東京へ移動する際にたくさん皮が破れてしまいました。

来年は専用瓶が必要です。


エキスが染み出ることを考えて、3時間くらいで切り上げました。もったいない、もったいない!
本当はそのままが良かったのかも知れませんが、紫外線で消毒したかったから。

ついでに乾燥中の藍も日に当てました。熱川の藍は二度目を刈り取って持ち帰りました。
猛暑のうちは熱を使いたくないので、染めは藍の生葉が適しています。ミキサーを使ってジャーとやるやつです。アルカリのものを使わないので、毛糸や布が傷まなくて良いのですが、手際が要求される作業なんです。