第七十一湯 雄大な浅間連山の絶景! 八重原温泉アートヴィレッジ明神館 | 温泉ブロガーの絶景温泉探訪記

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長野県東御市にあるアートヴィレッジ明神館は、八重原(やえはら)台地の明神池ほとりに位置し、スポーツ施設やキャンプ場、美術館、郷土資料館などを備える芸術村公園内にある宿泊施設です。館内はお風呂の他にレストランや売店もあります。1994年7月に開業し、2016年4月に展望風呂付きルームやツインルームを配して、リニューアルオープンしました。施設にある露天風呂の絶景を求めて、県内外から多くの日帰り入浴客で連日賑わっています。
 
 
 
 


露天風呂を左右から。湯船は横長で大人10人位が入れる広さです。露天風呂は男女別にあって屋根付きですが、前面に背の低い笹が植えられている以外は、柵や目隠しが無いので開放感抜群。吹き抜ける風が心地よく、遠くに浅間連峰を望み、眼下には八重原の田園風景が広がります。湯船に浸かって温まりながら眺めるのも良し、縁に腰掛けて涼みながら眺めるのもまた良しです。
 
 
八重原温泉は平成3年に掘削されて涌き出た比較的新しい温泉。やや黄緑がかった透明の湯で、泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物泉(低張性弱アルカリ性高温泉)。源泉温度は55・5度と高めですが、加水加温循環で一部かけ流しの湯温は41~42度位に保たれています。舐めてみると塩辛く、ナトリウムによる塩パック効果で湯冷めしにくい湯です。実際に入浴後は体がポカポカして温かさが持続していました。

 

 
 
湯船からの光景は壮観の一言。建物など遮るものが一切なく、二枚目画像の露天風呂左側に目を向けると、右から雪を被った浅間山~黒斑山~高峰山~三方ヶ峰~見晴岳が見えます。また、正面と右側には長閑な田園風景が広がります。八重原台地は農業振興地域に指定されていて、田んぼでは地場産のお米・八重原米を作っているそうです。ちなみに明神館でも販売しています。
 


露天風呂から建物側を見てみると、窓を隔てて内湯と洗い場があり、左右端にある窓は換気のために開閉可能となっています。内湯は大人15人位が入れる広さで、窓越しに露天風呂を見下ろせる位置にあります。二枚目画像に見える開いたドアから内湯に繋がる通路があり、露天風呂と浴室を往き来できます。またデッキチェアが二脚あり、火照った体を冷ますには丁度良く、入浴と湯冷ましを交互に続けられている方もいました。
 
八重原温泉 アートヴィレッジ明神館
長野県東御市八重原1806-1
日帰り入浴 11:00~20:00(最終受付19:30)
大人(中学生以上)510円 小人(小学生)300円 幼児無料
休館日 第1・3・5水曜日
しなの鉄道田中駅からタクシーで15分(宿泊者は送迎あり・要予約)