第十五湯 大自然とダイナミズム! 新穂高温泉 新穂高の湯 | 温泉ブロガーの絶景温泉探訪記

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北アルプスを望む岐阜県高山市にある奥飛騨温泉郷は五つの温泉エリア(平湯・福地・新平湯・栃尾・新穂高)の総称です。なかでも新穂高温泉は豊富な湯量を誇り、雄大な山々を背景とした絶景露天風呂が数多く点在しています。その看板ともいうべき露天風呂と言えば渓流沿いにある新穂高の湯です。


露天風呂へは石橋を渡って行くのですが、入り口付近はご覧のとおり紅葉が見ごろ。(2013年10月下旬)。この景色を見られただけでも幸運なのですが、紅葉を背景にさらなる絶景露天風呂へと気持ちがはやります!

 

急な階段を下っていくと、ログハウス風の男女別脱衣場があります。ここで寸志を納めて、いよいよ入湯です。混浴ですので公序良俗のマナーはきっちりと守りましょう。


巨岩で囲まれた扇形をした大露天風呂!湯は無色透明で大人3、40人は入れるほどの広さです。底には細かい砂利が敷き詰められていて歩くと足裏が適度に刺激されて気持ち良いです。混浴となっていますが、視線を気にすることなく色々と動きやすいので水着を着用することをお勧めします。


泉質は単純温泉で特にクセもないので誰にでも入りやすい湯です。湯温は37~38度とぬるめで、夏は涼むにはちょうど良い湯加減ですし、肌寒い秋にはもってこいの長湯です。まさに絶景を眺めながら心身の開放感を味わうにはもってこいです。お勧めは、まばゆい新緑の5月か紅葉の深まる10月下旬。オフシーズンが近かったせいか貸切状態でした。


紅葉と温泉の見事な調和に感嘆しきり。湯船からこれだけの景色を堪能できるのは本当に贅沢なことで、これまで色々な絶景温泉を見てきましたが、帰る際に、これほど名残惜しい温泉は無かったです。これで入湯料が寸志でいいとは有り難い限りです。


湯船越しに露天風呂のすぐ脇を流れる蒲田川(かまたがわ)を見ることが出来ます。秋はこのような穏やかな流れですが、春の雪解けシーズンや大雨になりますと轟々と流れる激流になるそうで、季節よる大自然の表情を真近に感じることができます。


新穂高温泉 新穂高の湯(しんほだかおんせん しんほだかのゆ)

岐阜県高山市奥飛騨温泉郷神坂

営業時間 8:00~21:00 4月下旬~10月31日まで

入湯料 寸志(200円程度)

※男女別脱衣場あり

JR松本駅→高山行きバスで1時間30分、バス停:平湯温泉下車、新穂高行きに乗り換え25分、バス停:中尾高原口下車スグ