だんだんと朝晩が冷え込む季節になりました。
どことなく哀愁を感じる晩秋という季節・・・のはずですが、街路樹の紅くなった葉っぱの散り方をみるとまだ、私としては景観的な演出が足りていないな、とも感じます!
9月末から取り掛かったO様邸の1階部分の全面改修工事が終わりました。
(after)
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コンパクトにまとまったLDKです。
(工事過程:解体中)
去年、しばらくの間、腰痛でダウンしてしまった大工のMさんが頑張ってくれました。
この大工のMさん、昼ごはんの1時間の休憩以外は毎日、朝8時から夕方5時まで休憩なしで仕事をします。
と言っても、私が8時に現場に着いたらもう仕事をしています!!
もう少しゆっくりやったらと、缶コーヒーを渡しても2〜3分会話を交わしたらぐびぐびと飲み干してさっさと仕事にかかります!
もう体に染み付いた仕事のリズムがあるようです。いずれにしろ私にとっては絶大な信頼性を置ける職人達で、こう言った当たり前の平穏無事な日常的業務の繰り返しから次への受注へつながって行きます。
彼らは、完成引き渡しの頃にはもう現場にはいませんが、住まいのリニューアルの裏側の功労者達の一面です。
こちらは現在進行中のM様邸の外構・エクステリア工事です。
築50年の鉄筋コンクリートのBOXガレージを解体して、広い庭を造成します。
住宅の敷地が道路から1段低くなっていて、ご高齢のご両親のために歩行しやすく、生活しやすい敷地に改造、造成して行きます。
こちらは旧家ですが、ほんの50年程前は周りは田畑ばかりだったでしょう。
現在はびっしりとマンションや家が建っていますが、周囲を見渡すと所々に急速な都市化に取り残されたように、明らかに里道らしきものがあったり、公道の側溝の雨水が私有地の会所桝に流れ込んでいたりと、解消されていない行政の歪みみたいなものが各所に見られて、いろんな想像を膨らませてくれます。
他所の国のことは詳しく知りませんが、日本の各自治体にはどこもしっかりした行政機能があると思いますが、何事も完璧には行かない訳でこの程度の歪みは許容範囲ということでしょう。
おおらかな市民感情で許容しているのでしょうね。
あっ、そういえば今日は大阪市を廃止するか否かを決める都構想の投票日ですね!!
わざわざ政令指定都市の特権を捨てて放り投げようとする、なんだかトチ狂ったような連中が推進する都構想とかいう横暴な政策を大阪市民は支持するのだろうか???
私には信じられないし意味がわかりません!
私は枚方市民なので投票権はありませんが、大阪市民の賢明な判断に期待します。