T様からご依頼があった障子の張り替えを終えて、21日に納品いたしました。
雪見障子、らんまの障子、書院障子と、大きな和室ですので種類も枚数もたくさんありました。
長年張り替えていなかったので、結構黄ばんでいました。
真っ白な障子紙に張り替えると、まるで季節が一歩先に進んだのか・・・??
と勘違いしてしまいそうな程明るくなりました!!
ひと足先に春が来たかのようなTさんの和室には、とても綺麗な着物がハンガーみたいなものに掛けられていました・・・。
んんん・・・
よく見ると着物ではありません。
Tさんに聞いてみると、これは西陣織の几帳(きちょう:たぶんこの字だと思いますが?)というものだそうです。
豪華な刺繍の綺麗な布地ですが衝立のような用途で使うものらしいです。
Tさんは知人から頂いて、和風インテリアとして置いているそうです。
整然とした和室に、こういった日本古来のエスニックなものをひとつさり気なく配置するだけで厳かに格調を醸し出すのが不思議です。